好きになれないからね。

卒業できないじゃにふぁん、緋夏のジャニーズコンサート舞台の感想覚書。 いろんなレポがごろんごろん。お品書きを参考にどうぞ。

その心に愛が微笑むなら(『芝浦ブラウザー』 主演:井ノ原快彦/2011.4.23 1部 覚書感想) 

えー、大千秋楽も迎えましたけれども、
ちゃんとあたしも快くんに逢いに行ってきました~(*^∇^*)
今回は、大阪に逢いに行ってきたのです。
よっちゃんの舞台は、『昭和島ウォーカー』以来です。

ではでは、井ノ原快彦主演『芝浦ブラウザー』2011.4.23 1部の感想覚書です。
やっぱり、どうしたって、個人的な感想なのでね。
そこのところは、よろしくおねがいします、です。
今回は、4列目、だったのだ。
さすが、井ノ原名義!

お写真は、パンフちゃん。
 

全体
前回の『昭和島ウォーカー』と同じようにテンポがとてもよくて、楽しめました。
快くんの役柄は、不動産会社に勤めることになったフジタくん。
彼が勤める営業所は、芝浦にあって、再開発がされようとしています。
ただ、そこには、いわゆるスラムといわれる場があって…。
ここまでいうと、ちょっと重たいストーリーなのかな?なんて思われるのかも知れませんが、
違うんです。
彼の会社のPCでは、内見システムという、
営業所にいながら物件や周辺が見られるものがあるのですが、
そのシステムで、彼がスラムを覗くのです。
彼が覗いたスラムの一角には、管理人さんといわれる人や親子、
サバイバル生活をしているひと、ギャル、苦学生、企業家、DJなんていう、
いろいろな人が住んでいて。
しかも、彼らは、そこで思い思いに楽しく生きているわけです。
なぜか役所の職員にも見逃されちゃったり、
町内の回覧板が回ってきたり、運動会に参加したり。
実際にはないとは思うんだけど、でも、どこかありえそうな感じで。
その様子を内見システムで見た快彦さん演じるフジタくんは、
そこに住みつこう!としてしまうのです。
そこで実際に彼らと接することで、“楽しい”ことを感じていく。
普通なら、このあと、彼らが不動産会社の人間だとか、
立ち退きの問題だとかでもめるんじゃないのかな、とか思っていたんですけれども、
そういうこともなく。
淡々と、みんながそれぞれの場所に帰っていく、
それぞれの場所を求めていく、そんな結論がすんなり出て。
もどかしさとか、やりきれなさ、というものが一切、とは言い切れないけれど、
“楽しい”感情が多くちりばめられていました。
単純で明快な“楽しいから笑う”ということ。
それって、とっても簡単なことのようで、難しいことのように思うのです。
みんな真剣で、一生懸命、だけど、どこかおっちょこちょい。
それが、微笑ましくて、笑顔で笑いっぱなしの時間、
時間があっという間に感じられるお芝居でした。

快彦くんに関しては、らしいなぁ、って。
『昭和島ウォーカー』のコテツくん同様、
よっちゃんらしい、ちゃらんぽらんさとでもいうんでしょうか。
いい加減さ、適当さ、抑揚、大げさな感覚がとってもらしくて。
って、もちろん、褒め言葉、ですよ。
特に、あの人を上目遣いでみるところとか。妙に幼くて、あたしは好きです。
そういう、なんていうんだろう、彼のそういうところって、
すごく人間味があって、いいと思うのです。
それがいまの彼の素か、といわれれば、そうではないのかもしれないけれど。
でも、その姿がどこか懐かしくて、それでいて、普通で、当たり前で。
普通っていうのは、なんていうのかな、一概には言えないと思うし、
人それぞれ、だとも思うんですけれども。
だけど、この普通、というか、当たり前、っていうのが、
彼にとっての武器、なんじゃないのかな、と思います。
それが共感を得たり、好感をもたれることに繋がってるんじゃないのかな。
まぁ、あたしは世界でいちばんよっちゃんがカッコイイ、理想だと思ってるので、
それが普通とか、当たり前って言う感覚はそうなかったりも、するんだけどね(笑)
今回、あたしがいちばんツボだったのは、
お食事するシーンがあるんですけど、そこでふっつーにお食事してたこと。
食べてる、って言うのはお芝居のうちのひとつ、でもあるとは思うんですけど、
そこで普通に会話、してるんだよね。
それに対してにこにこしたり、え?ってお顔したりしてて。
あーゆーとき、ほんとにかわいいの。
無防備っていうかね。そういう感じで。
そして、彼のよさは、何気ないなかで明確ではなくても、何かを残すことができるとこ。
それは受ける人の考え方や感じ方によってすごく振り幅はあると思うのだけど…
でも、それは絶対にマイナスのものではない、というか。
例えそれが、一瞬だけだとしても、何か意味はあったような、
思い出さなくても、どこかにちゃんと残ってるような。
そんなものが彼にはあると思うのです。
それを大切にしていってほしいな、って、思います。
最後の挨拶では、「ありがとうございます」のあとに
「いかがだったでしょうか?」なんて聞いて拍手を待っちゃったり。
しかもそこで「あのー、若干拍手を待ってしまいました」なんていっちゃったり。
最後の最後では、お手振りのあと、お調子者ポーズまでとっちゃって。
だけど、ちゃんとMarching Jのこともしっかりお話していて。
こういうとこ、そのどれも、快彦くんの人柄、だと思うのです。
そういう空気ってとっても和むし、こういうよっちゃんらしさも大切にしていってほしいな。

 
舞台
ステージはねー、凝ってましたよ。
幅はそんなにないかもしれないけど、奥行きがありました。
高低も上手く使ってたし、ある意味、ステージがそんなに広くないのを利用していたような。
広く使うとこは広く使って、そんなにスペースがいらないとこは極力小さくしたりして。
でも、その空間のバランスがすごくよくて。
縮こまっちゃってるよっちゃん、かわいかったの。
それからねー、緞帳サイズのスクリーンがあったんだけど、
それが内見システムの様子をブラウジングできるPC画面の役割を果たしてて。
ぴこーんって音がしながらページが変わったりするのも、よかったなぁ。
スラムのおうちなんてとっても狭いのにものがごちゃごちゃ置いてあったりして。
とにかく、ごっちゃごっちゃしてたんだけど、でも、それが心地いい、っていうか。
なんていうの?お部屋でも、
あんまりお掃除して綺麗にしちゃうと落ち着かないっていうか、そんな感じ。
目で見ても楽しい!そんな舞台でした。


だいじなだいすきなたいせつな快彦くん。

やっぱり、よっちゃんには適わないな、そう感じました。
いろいろ言うけど、いろいろ思うけど、でも、最後にはやっぱり負けちゃうのよね。
どうしても、よっちゃんが大事だとか、大切だとか、大好きだって気持ちが勝っちゃうの。
それって、もうどうしようもないなー、なんて思っちゃいます。
認めてるんだけど、なんだか悔しくて、認めたくない、んだよね(苦笑)
でも、やっぱり、快彦くんがいないと、ダメ、なんだよね。
よっちゃんの姿、よっちゃんの声、よっちゃんの空気、よっちゃんの笑顔。
まだまだあるけれど、よっちゃんのことがとても大切で、
これからも一緒にいたいな、そう思った時間でした。
また、こういう機会でも、逢えると嬉しいな。
そのときもきっと、あたしはよっちゃんに意地張りながらも逢いにいってにこにこするから。
よっちゃん、ありがとう。おつかれさまでした。
だいすきだよ、ばーか!


今日の愛チューンズ
IN THE WIND/V6
今日はよっちゃんのことを想い出したこの曲を。