好きになれないからね。

卒業できないじゃにふぁん、緋夏のジャニーズコンサート舞台の感想覚書。 いろんなレポがごろんごろん。お品書きを参考にどうぞ。

だからね、生きてく「今」のど真ん中を♪ 濱田崇裕出演『大和三銃士~虹の獅子たち~』 10.10両部/10.11/10.27覚書② 新橋演舞場

さてとー、第二幕!
れっつごー!


第二幕
第八景 大阪城内 片桐且元の屋敷
且元なにかたくらんでますか?シーン。

これ、千秋楽ね、
榎木さんが臣下に「熊野行きはどうだ?」から
「万十郎と嵐は」って臣下が答えるのに、
「万十郎となで肩で顔の長いのは」って言われてた。
それを聞いた榎木さん「面白いからもう1回」とか言うの。
もう一度言ったんだけど「やっぱりあまり面白くない」って。
あのー、濱ちゃんすべったみたいになるから止めてください!(ノД`)



第九景の一 熊野権現 観音堂前
お寺について誓紙を探す、の巻。
このとき、来弥くんが小坊主さん(町の子でも出てます)。
ろうそくもって足元照らしながら歩く来弥くん、かわいい。
このとき、旅一座ということで、早乙女くんの弟くんたち合流。


第九景の二 熊野権現 観音堂内
誓紙を発見!でもなんか違う…の巻。
桃太郎が壊れた…!けど、そのおかげで誓紙の山発見!
かーらーの、織部さん美苗さんの想いのぶつけ合い。
織部の方がかわしちゃってるって感じだけれども。
あれはあれで、織部の優しさ、なのかな。


第十景の一 熊野一の滝の上
家康の誓紙発見!からの殺陣。
家康の誓紙を発見するも、家康方に囲まれる。
そうそう、このとき早乙女くんの弟くんも殺陣するのだけど、
彼の殺陣もすごいねー。
あの身のこなしとか、すごい。


第十景の二 河原
嵐くん、ここでご登場。
劣勢の織部たちを助けるために万十郎と合流。
ここでの嵐くんは、槍。
槍の殺陣は1階から見るのがいいなー。
刀は2階の方がいいなー。
殺陣のときに槍をぐるんぐるんまわす濱ちゃん、かっこいい。


第十一景 大阪城内 本丸御殿
誓紙を守り抜いて、大阪へ帰還。
ここも嵐くんはだし。
ここのはだしもかわいい。
淀君さまにほめられて下がるときに
立ち上がって刀もつ所作もすきー。
ここは上様の見せ場!って感じ。
誓紙が徳川との戦のきっかけになることが疑問の上様が
誓紙を燃やしてしまったあとの言葉に感動。
主君というものは、そういうものであるべきだと、
その姿は戦に負けない、強い主君よりも立派な姿だと思います。
あの時代には、この上様の言葉は受け入れ難いものなのかもしれないけれど、
でも、それをしっかりと聴き、受け止めることのできる織部たち臣下たちも素敵だな、って。
このとき、嵐くんたちはいったん引っ込んでから戻ってくるのだけど。
そのときの嵐くんの驚きから変わっていく表情、すきだなぁ。


第十二景 且元の屋敷
まさかの美苗さん誓紙入れ替えてました事件。
美苗さんが誓紙を偽物と取り替えてたことがここで発覚。
且元さまの思惑がここで全貌を現して、
美苗さん反抗、だけど、臣下に切り付けられちゃうシーン。
ここで、桃太郎が渡していた笛の合図で桃太郎と万十郎、嵐が登場。

ここでちょこっと嵐くん追記。
10/11の公演でね、
美苗さんが傷つけられたとこにきて、
万十郎と美苗さんが逃げるとき、
榎本さんに向かって剣を出して、
2人を先に逃がすシーンがあるのだけど、
そこで、「お前、まさか…」って濱ちゃん言ってた。
これ、マイクはいらないようなのだから、
昨日までも言ってたのかもしれないけど、
(私のみた限りではこの回だけ、でした)
このときの表情、すごく良かった。


第十三景 三の丸
美苗さん救出後の場面。
織部の美苗さんへの気持ちが切々と伝わる場面。
ここは会場も涙涙って感じでした。
嵐くんも感情が半端なくあふれているさまが伝わってきて、
織部が美苗に気持ちを伝える際、
藤井さんの万十郎は最初から後ろを向くんだけど、
濱ちゃんの嵐は途中までふたりの方を向いていて、
織部の気持ちの高ぶりとあいまって、くるっと後ろを向くの。
おふたりの方向いてるときは、
この人なんて優しい顔をするんだろうってくらい、なんだけど、
くるっと後ろ向いたら、涙、で。
この後ろを向くタイミングも、嵐があのふたりのことを
すごくいいなぁ、とか、あこがれてる部分とかがあって、
そのなかで、ここからは立ち入っちゃいけない、みたいな、
そんな気持ちがあったのからの行動なのかなぁ、って。
背中もすごく良いの。切ないけど、あったかい背中してるの、伝わってくるの。
織部美苗シーンだけど、濱ちゃん、名演だったと思います。
それから、最後の闘いの殺陣。
剣の強さも、意志の強さもあったと思うけど、
それ以上に、信頼を大切にしているのかな、と。
だから、きっと最後のシーンはみんな名前を呼びながら戦うんだよね。
織部からむける信頼、万十郎からむける信頼、嵐からむける信頼。
ちょっとずつ、違うけど、どれも、同じ。
それから、殺陣のシーンで、
みる度に濱ちゃんの声がでてるとこがちがうのだけど、
それって、その時々で彼がその立ち回り、闘いをしてるってことだよね。
台詞じゃない部分で溢れ出るそういうとこって、いろんなものが表れてる気がする。

さてさてちょこっと嵐くん覚書。

【10/11】
・ 最後の戦いのシーン。
 台詞というか、言葉というか、すごく気迫にあふれてて、
 聞き取りやすさは前日の方があったのかもしれないけど、
 きょうのはなにを言いたいのか、なにを伝えたいのか、すごく伝わってきた。
 それが濱ちゃんの姿に、あった。
 ボロボロになっても、果敢に立ち向かうとこがすごくて、
 なんていうか、泣きじゃくってるし、たぶん本人も気力で動いてる、
 そんな表現のシーンだと思うのだけど、
 すごく綺麗で嵐の言った「美しく闘いましょう」って、
 こういうこと、なのかなって思わされました。
 嵐の単独の殺陣の場面で、マントを後ろに投げて、
 最後の盛り上がりにいくのだけど、
 そのマントのひらめきかた、というか、飛び上がりかた、というか、
 階段の上まで飛んでいくのね。
 そのマント、キレイな軌道で舞うわけじゃないけど、力強くて、すごくすき。
・ 嵐の最期のシーン。織部と万十郎とともに撃たれたのが嵐の最期だとおもっていた  
 のだけど、 最期の最期で織部が力尽きたとき自分たちには誇りがあるっていうことをいうのだけど、
 そのとき、嵐の手がぐっと握られて、力尽きてた。こういう細かいとこ、いいなぁ。

【千秋楽】
・ 最後の闘いに挑むとき、
 槍をすっとなでて、にっこり、わらった濱ちゃん。
 なんだか、この仕草を観たとき、
 彼のこの舞台に対する愛おしさをみたような気がした。
・ 最後の闘いのとき、いままでは、嵐くんはなんていうか、泣きじゃくるというか、
 必死に闘う、そんなところに素直さとかまっすぐさを感じていたのだけど、
 今日の嵐くんはすっごく逞しかった。
 泣きじゃくっていても、必死に誰かを支えようとする意志がすごく感じられた。


エピローグ 大阪の町 その後
三銃士が最期を遂げたあとの町。
桃太郎たちは旅一座となって彼らの想いを引き継ぎ伝えることに。
このときの町の人たちの様子を微笑ってみる三銃士の面々。
ここは2階から嵐くんが絶景地でした。

あとはちょこっと嵐くんメモ。

【千秋楽】
・ 私がいままで観たラストシーンは、にっこり笑う笑顔の嵐くん。
 でも、きょうはすごく引き締まったお顔してた。
 だけど、すっとあの濱ちゃんの切れ長の瞳でぐるっと会場見渡したら、
 にっこり、にまーってすっごく、やさしくて可愛い笑顔。
 その笑顔には逞しさもあったなぁ。



カーテンコール
濱ちゃんばっかりだけど、カテコメモ。

【10/10 1部】
・ ほぼ助走なしで側転→華麗に着地→両手広げてにっこりお辞儀。
 会場も「わー!」ってなってた!濱ちゃんさすが!
・ 上手に行ってお手振り指差し、下手に行ってお手振り指差しの獅童さん。
 それを見て「こういうやりかたもあった!やられた」みたいなお顔でみてる濱ちゃん。
 なんか、可愛い。
・ 前列後列が逆になって、後ろから前にでるとき、
 下がってくる役者さんにお辞儀して、すれ違うまで自分からは動かない濱ちゃん。
 そういうとこ、すてきだと思う。
・ 最後の挨拶での締めは「今日、お母さんが観に来ている、つかだくん!」と獅童さん。
 前にでるつかださんに「つかだ!」って地声で煽る濱ちゃん。

【10/10 2部】
・ 両手広げてから片手ついて、さらっと側転?前転?して、にっこりお辞儀の濱ちゃん。
 舞台ぎりぎりのとこまでくるけど、慌ててなくて、わあ!ってなった。
・ 前列後列が交代して、濱ちゃんが前にでるとき、
 1部と同じ様にお辞儀して、前の方が下がるまで動かないんだけど、
 動き出すとき、藤井さんにそっとお手手差し出して先にどうぞをしてた。
 なんか男前すぎるぞ。濱ちゃん。
・ 濱ちゃん挨拶。獅童さんに、「はまちゃん」ってふられて、「え!あー、えー」の濱ちゃん。
 そこからのご挨拶。(私の覚えてる限りで)
 「今日はありがとうございました。
 ここにいるのが、まだ信じられないというか、不思議な感じです。
 今日で、はじまって一週間くらいなんですけども、すごくはやいです。
 ここまで、たくさんのことを獅童さんに教えていただきたました。
 それは、お芝居をする上で、お客さんに気持ちが届くように、ということです。
 みなさん、伝わりましたか?(会場から拍手に)ありがとうございます。
 この気持ちを会場を出ても持ち続けていただきたいな!と思います。
 (獅童さんから「みんなそれぞれ生活があるから、会場のなかまでにしよう」に苦笑いして)
 あとまだこの公演も続きます。
 みなさん、ぜひ!会社を休んで!来てください(笑)
 また観に来てもらえたら、嬉しいです。はい。ありがとうございました!」
 たどたどしかったけど、すごく濱ちゃんらしくて、あったかいやさしい言葉でした。
・ 濱ちゃんの挨拶のとき、速水役の沢さんがすごくやさしいお顔で濱ちゃんの一言一言に頷いてくれてた。
 濱ちゃんが「お客さんに届くようにお芝居をすることを教えていただきました」って言ったときは
 特に嬉しそうに笑って頷いてくださって。それがなんだか嬉しくて。
・ 中島来弥くんあいさつ。
 まず、位置をセンターに直される←かわいい
 そこから今日はお母さんが観に来ているということでお母さんへのメッセージでした。
 「14歳で(真琴さんが「え!!!」)、ちょっと反抗期にもなってるんですけど、でも、感謝してます。
 ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」みたいな感じ。
 お辞儀をしっかりしててすごくかわいい。

【10/11】
・ カーテンコールにでてきたとき、濱ちゃん、涙のあとがまだ残ってた。
 なんか、すごく、その涙の跡をつけて、笑う濱ちゃんが素敵だった。
・ 登場のとき、すっと前に出てきてしっかりお辞儀して、周り見渡して、にっこりする濱ちゃん。
 アクロバットでわー!ではなかったけど、その姿はすごく暖かくて、優しくて、
 自信というか、やりきったような表情に見えたなぁ。
・ 挨拶したあとの濱ちゃんへの拍手も鳴り止まなくて、なんかすごく濱ちゃんのことが誇らしく感じた。
 あの拍手は濱ちゃんだけへの拍手。謙虚に、でも、しっかり胸を張って欲しいです。
・ 「今日より明日、明日より明後日、もっともっと良くしていきたい」って言う濱ちゃん。
 このとき「全員が主役の舞台です」って言ってて、
 どの回も全力だよ!って、思う気持ちがあったのだけど、
 この言葉で、今日より明日の気持ちがわかったような気がする。
・ 挨拶でお礼からの「ここにいることがまだ信じられない」っていう濱ちゃん。
 でも、「この場にいられることがすごく嬉しいです」って、笑ってた。
・ 拍手がすごくて、濱ちゃんがすごくうれしそうに笑うから、なんかすごく嬉しかった。
 シーンの所々でも拍手があって。濱ちゃんに届いていたら、いいなぁ。
・ 挨拶のとき、「みなさんに楽しんでいただけるようにしたい」って言った濱ちゃん。
 そのあと「ご家族、友達、親戚、会社の人、たくさん誘ってまた観に来てください!」
・ 藤井さん挨拶のとき「えー、濱ちゃんと一緒にジャニーズから来ているわけですけども」に
 獅童さんの方見てたのに藤井さんの方みて「えー!」な濱ちゃん。
 藤井さんに「2人でグループとして頑張ります」って言われて、
 にっこり笑って一緒にガッツポーズ!
・ カーテンコールみてると、ほんと思うんだけど、濱ちゃんって、姿勢良いんだよね。
 しっかり立つって、それだけでとってもかっこいい。
 自分からは前に出なくて目上の人をたてる姿勢とか、お辞儀の仕方とか。
 そういうとこって、大事だと思う。

【千秋楽】
・ カーテンコール来弥くんもいた!(来弥くんはダブルキャストだったから千秋楽は前の日)
 私服だったけど、ちょこんっと立っててにこにこしてて可愛かった。
 ちなみにお洋服は黒のジャケットと黒のパンツに黒のスニーカー。
 可愛らしいかんじ。でも、足がすらっとしてて長い。さすが。
・ 獅童さんが最後前列後列かわったとき、
 アンサンブルの方はマイクなしで声をずっと出していたことをおっしゃってて、
 前にでる、主役をやりたい、そんな気持ちも大切だけど
 こういうことを知ることも大切、絶対かけちゃいけない。
 濱ちゃんも、それは直に感じたんじゃないかな。
・ みんな獅童さんのことをいうのだけど、それはみんなが主役、ということなのだけど、
 必ずその言葉の後には獅童さんが座長だったから、っていうのがついてきて、
 それを聞いていたら、獅童さんは間違いなくボスじゃなくてリーダーだったんだなぁって思う。 
・ 最後のご挨拶で沢さんがおっしゃった役者という仕事についてのお言葉や
 榎木さんがおっしゃった「役者というのは夢をみさせるのが仕事。
 だけど、たくさんの夢を役者も見る。
 そして、役者もたくさんの夢をみさせてもらっている」っていう言葉、
 濱ちゃん、忘れないでほしいなぁ。
・ 沢さんカラオケ持ち歌ご披露に、合いの手いれまくりの濱ちゃん。
 きっと、打ち上げでも、それは発揮された、はず(笑)
・ 最後の最後で、出てきてくれたとき、全員でお手手繋いでお辞儀をしたのだけど、
 そのときに、お顔あげるちょっと前、
 獅童さん、濱ちゃんのお手手、ぎゅっと力込めて握ってくださってから、離してた。
 なんだか、すごく嬉しかった。
・ 濱ちゃん、獅童さんにもお礼をご挨拶のときに言ったのだけど、
 そのとき、ちゃんと獅童さんの方をみて、しっかりお辞儀してた。
 こういうとこが彼の誠実さというか、人柄なんだろうなぁ。
・ 真琴さんが花道ダッシュするとき、真琴さんに向かって陸上のコーナーのとこで
 座ってお手手ぐるぐる回してるみたいな仕草の濱ちゃん。
・ 登場のとき片手側転?前転?華麗にきめて両手広げてポーズ!
 あのときの笑顔、ほんとにやさしかった。
・ 濱ちゃん「獅童さんがきめたあとでなんですが…」といいながら、ご挨拶。
 第一声は「自分はすごく幸せ者です」でした。
 そのあとなかなか言葉が出てこなくて「みなさん、おつかれさまでした!」
 そこから喋ろうとするもなかなか言葉が出てこない濱ちゃんに
 獅童さん「時間かかるようならみなさん1回座って貰う?」に
 「大丈夫です!すぐ!すぐに終わらせます!」
 そのあともなかなか言葉が出てこなくて、みんなに「がんばって!」言われて、
 それに「がんばってます!」とかいいながら自分のほっぺばちこんしてた。
 「関西ジュニアの仲間が観に来てくれたとき、会ったら、
 みんなが主役の舞台だったって、言ってくれてすごく嬉しかったです」とも。
 ここだけは涙止まらなくて、でも、嬉しそうに喋ってた。


この舞台、ほんとに行けてよかった。
感想というか、観ていて、
濱ちゃんがみなさんから「濱ちゃん」って呼んでいただけたり、
なで肩や面長をネタにしてもらえたりするのって、
この座組が素敵だったのはもちろん、
彼が一生懸命だったから、なんじゃないのかなって思った。
ほんとにすてきな人たちだった。
それにとっても偉そうなことを言うけど、
きっと、濱ちゃんはこの舞台で成長したんだと思う。
それは、最初がダメだったとかではなくて、
戦を重ねるうちに武士が成長していくように、
濱ちゃんは嵐という武士と一緒に毎日毎日、
人としても役者さんとしても大きくなっていったんだよね。
楽日の濱ちゃん。
どんなお顔してるかなって思ってたけど、彼らしいお顔、だったんじゃないのかな。
笑ってた、とか、泣いてた、とか、
そういう風に一括りにはできないけど、いいお顔だったと思う。
観るたびに、ほんとに、ほんとに、これからの公演が楽しみって思ったし、
回を重ねるごとに深みが増す、そんな舞台でした。
記者会見の濱ちゃんをみて思った、
日に日に進化する、って言う直感は間違ってなかった。
下手のプリンス、かっこいい!
そして、やっぱり、言わせてね。


はまちゃん、ありがとう。