好きになれないからね。

卒業できないじゃにふぁん、緋夏のジャニーズコンサート舞台の感想覚書。 いろんなレポがごろんごろん。お品書きを参考にどうぞ。

I Love Youは雲にのせて♪ 佐藤アツヒロ主演『デスティニー』 2013.11.17 名鉄ホール感想覚書

あっくん、行ってきました!
舞台『デスティニー』です。
今回は大千秋楽!ということで、
ちょっとしたサプライズもあり、
いつもながら楽しんできました。
あっくんに逢うのは、去年の12月の『ハーベスト』以来。
久しぶりに逢えたあっくんは、
やっぱり、とってもとってもかっこよくて、
とってもとってもすてき、でした。


お話としては、
敵対する、というか侵略する国と
されそうになる国の間で起こる物語。
侵略されかかっている国のお姫様は
亡命をしようとしているような現状。
そこで侵略する国側の国民としていた
ジンというあっくん演じる男の子。
(あっくんだから、男の子でいい、かな)
彼が仲間内に密偵がいると疑われたときに、
その濡れ衣をかぶせられて、命の危険に陥ったとき、
まだ生きたいと願ったジン。
悪魔から契約を持ちかけられて、それに応じてしまう。
そこから彼は力を手に入れた、けれども、
そこには人を666日の間に6666人殺さないと、
自分が死を迎えてしまう、という事実があって、
そのために、ジンは名前をテムジンと変えて、
敵国だった国の戦士として戦うようになる。
そこで、自分を身代わりにした密偵に復讐をしようという、
その想いを持ちながら、戦い、上り詰めていテムくジン 。
そして、ついに英雄という地位と名誉と、
自分を身代わりにした密偵への復讐の機会を手に入れるけれど…。
こんな感じのおはなし。
てっとりばやく言っちゃってるから、あれだけど、こんな感じ。
あとは演劇雑誌!のお力で。

あっくん演じるテムジン(ジン)。
殺陣もすごくてずーっと動き回ってるような感じもあったのだけど、
あっくんらしさがすごくあって。
もとは、きっとすごく純粋な男の子、なんでしょうね。
臆病なところもあり、夢見るところもあり。
そして、普段は見えなくても、負の部分も、持つ。
そんな平凡といってしまえば平凡な、男の子。
だけど、悪魔(この悪魔がすごいんだ、これが。
こういう役をできるって、ほんとにすごいと思う)と
契約をして、力を手に入れてから、
だんだんと、ジン の想いが変わるというか、
落ち着いていく、というか、慣れていく、というか。
そういう淡々とした部分はあるのだけど、
そこに、その淡々とするが故に
生まれてくる感情、そんなものを感じました。
それは、あっくんがこれまで、恥ずかしげもなく、
真面目に、ストレートに、
ずーっとずーっと言っている、“愛”、
これに、通じるもの、なんでしょう。
きっと、最後の台詞からも、“強さ”とはなにか、ということが、
ストーリーにも大きな要素があって、
もちろん、戦争だから、どの立場につくかで、
また正しいことも変わるのだけど、
それは観ていて、なんともいえない、のだけど、
やっぱり、最後は“愛”に通じるのかな、と思いました。
最後の台詞にあったあの言葉。
ニュアンスだけど、「弱きものとして、王となる」ということ。
それは、戦場での強さ、ではなくて、愛を持つ、強さなのかな。
あっくんの殺陣はねー。
ほんとに、素敵だった。
あっくんだからこそできる殺陣、とでもいのうでしょうか。
佐藤敦啓という、人が、これまでの役者人生のなかで、
ひとつひとつ大切に重ねてきた、そんな殺陣、でした。
勢いで押すことも、すばらしいことだし、
その時期、その時期にしか、できないことも、あります。
そういうものも、私は大好きです。
でも、それと同じように、積み重ねてきた年輪のあるものも、
とても素敵だと、思うのです。
今回の彼には、それをたくさん、感じました。
そして、彼は、光放っていた。
それは、やっぱり、彼がそういう人である、ということなんでしょうね。
そこにいるだけで華やぐ、そんな存在感でした。
それから、かわいいあっくんも健在!
悪魔役の森田さんとの絡みというか、
掛け合いのとこなんて、ほんとおもしろかったし。
森田さん、歌うんだけど、あっくん苦笑いしながらもにこにこ笑ってて。
それに、あっくんも歌う?みたいなこと言われたら、
「いやいやいや!」ってなって、
それをまた森田さんに
「だめだ、車輪が足についてないから」とか言われてて。
もう、きゃっきゃしててかわいかった。
風貌はそんなきゃっきゃしてないふたりなのに!
そういうのも、いいなぁ。
で。
そうそう、今回はね、あっくん、大盤振る舞いで。
カーテンコールで、
彼はみんなの力、というものをすごく伝えようとしていて。
それはある意味、
ずっとずっと支えてもらう立場にいた
あっくんだからこその想いでもあると思います。
もちろん、彼はたくさんの人を支えてここまできているし、
それは、きっと、誰にもまねできない、そんな素敵な力です。
だけど、その彼を支えてくれる方、にはたくさんの方がいて、
きっと彼には、それがわかっている、のだと思います。
そういう感謝の気持ちを伝えている彼の気持ちが、すてきでした。
あ、髪型もかわいかったの。
あのちょっとウェービーなんだけど、結んでぴょんってなってるとことか。
あれ、あっくん似合うー。
でね、あっくん。
座長さんというか、主演としてね、たいそう素敵だったんだけどね。
(大将軍役の役者さんも
「アツヒロくんはなにも稽古から手を抜かなくて、
みんなそれにひっぱりあげられた」っておっしゃってたし。
そのときのあっくんもかわいかったのだけど)
最後の最後にねー、あっくん!ってとこ見せてくれまして。
OPを最後の最後に見せてくれました。
「みんなに観てほしいから、OPをやります!」って。
共演者の方も「えー!!!!!!!!!」ってなってたけど、
そこはあっくんが押し切って(笑)
しかも2回!
練習のときのカウントだけのと、そこに音とかが入ったのと。
(この説明のときもあっくん、かわいかった。
「わかる?あの刀のかんかんって音のことね」とか言って、
用語の説明してくれたの。
あーゆーとこ、ほんと変わんないなぁ)
でもね、それをみて、わかった。
力を合わせることって、すごいな、って。
さいごにあっくん「これがね、言いたかったの」って言ってたけど、
観て、実感しましたよ。
あっくんの気持ちは、まっすぐ、伝わりました。
まー、OPの前もね、すごく楽しくて。
前説みたいなのをしてくれて、それも楽しくて。
「N、おっけー!W、おっけー!SOおっけーです!」
(意訳すると、涙おっけー、笑いもおっけー、
スタンディングオベーションもおっけー!)
名古屋のことも話題に出してくださったり。
最後の挨拶も、あっくんテンションたかくて、
それを馬場くんとか森田さんに咎められてたり。
そういうのも、かわいくて。
それもいい座組でやっているからなんだな、と思います。
とにかく、楽しかった!です!



あっくん。ありがとう。

まずは、この言葉を伝えさせてください。
あっくんの姿をみたとき、ほんとに、なんていうのかな。
あっくんから、元気がぱぁーってこっちに来たの。
「あっくん」って思ったと同時に、
自分の周りにあったいやーな空気が
ふーってなくなっていくの、感じたの。
それって、あっくんだから、できることなんだなぁって、思います。
あっくんのまとっている空気、あっくんだからこそ、のもの。
そして、なんだか、あっくんの
あっくんがだいすき!ってたくさん思える時間でした。
また、逢いにいけたら、うれしいです。
そのときができるだけ、はやく、訪れますように。


今日の愛チューンズ
雨(情熱を止められない)。/光GENJI
きょうはこのきょく。
この曲を。