好きになれないからね。

卒業できないじゃにふぁん、緋夏のジャニーズコンサート舞台の感想覚書。 いろんなレポがごろんごろん。お品書きを参考にどうぞ。

ありのまま 心のまま 伝えたい想いを今 叫ぶ 声を枯らして♪ 森田剛主演『鉈切り丸』 2013.11.26 シアターオーブ感想覚書

またもや行ってきましたー。
もーりたさん!ごーつん!
『鉈切り丸』でございます。
前は、おーさか!に行ったけど、
今回はとーきょー!
やっぱり2回観れるっていいなぁー。
1回しか観れなくてもだいじだし、
1回だけでも行けるの幸せ!って思うけど、
複数回観るたのしみもだいすきです。


ここからは感想というか覚書でございます。
いつもみたいにのほほーんと行っちゃいます。

そういえば、パンフちゃん。
大阪からマイナーチェンジしてて、
舞台中のお写真入ってるバージョンになってたの。
うー、もー、お婿いれしちゃったじゃない!
だって、しょうがないじゃなーい。
あ、ポスターというか、
会場前に立ててある看板もおーさかから変わってた。
というよりは、増えてたのかな。
これも、たぶん、舞台中の感じ。
前のが色味もすくなくて静でせめてくるかんじだとしたら、
こっちは、色味も華やか
(私は青の色の発色のよさに目が行ってしまった)な感じでした。


全体については、
前にも書いたので、割愛。
もちろん、ちゃんとしたのは演劇雑誌でよろしくお願いします。
いつもながらここは他力本願(笑)

今回観て思ったのは、迫りくるもの、
そして、そこにいるからこそ、感じるものの強さとはかなさ。
前回観たときに、
この舞台のキーワードは、華、なのかな、って
思う部分があったのだけど。
台詞の端々にそれは出てくるし、
ある意味ポイントなのは間違いないかな、とは思うのだけどね。
確かに、剛演じる範頼には、華がないのかも知れません。
でも、華だけが人を惹きつけるなにかになるのではないと、思いました。
それは、なんていうのかな、難しいんだけど。
私、森田剛には、華がある、と思うんですね。
それはファンの欲目だといわれてしまうかもしれないけど、
それでも、それを跳ね除けてでも断言できるくらいに。
森田剛という存在は、やっぱり、Vさんのセンターであって、
それには、なんていうかやっぱり、華があるのだと思います。
華ってなんだろうと考えると、存在感なのかな、って。
存在感というのは、決してプラスだけでもマイナスだけでもありません。
範頼に関しては、その華が存在感というものになっていたのかな、と。
範頼は、マイナスと受け取られるほうが大きいから、
華という表現にはならないのかなって、
でも、なにか圧倒的なもの、想いの強さ、とでも言うのでしょうか。
そういうものが剛のお芝居から伝わってきました。
どんな場面でも、どんな時代でも、どんなときでも、
きっと、ここで繰り広げられていたような駆け引きはあると思うのです。
誰かを大切に思ったり、感情を殺したり、そんなことが。
それが、こういう絵になるといってはあれだけど、
そういう背景のあるなかのもので描かれている。
そこから感じ取れる部分は大きいと思うなぁ。
どちらかというとごうつんの出たお芝居って、
淡々としている、そんなものが多いと思うのです。
『荒神』はちょっと違うかな、って思うけど、
今回の『鉈切り丸』もだし、『IZO』も『血は立ったまま~』もそうだし、
金閣寺』も『ウィルヴィル』だって、そう。
淡々としている中にも、
もちろん、がきや苦しみがあって、
だけど、そこを何かで覆い隠しているような。
それは、やっぱり、まっすぐさや純粋さのような。
何重にも何重にも覆い尽くされていて、
決して見えることがないのだけど。
でも、そういうことが伝わるから、
そういう部分も、しっかりあるんだろうなぁ。
だから、結果として、明確な答えがなくても、
きっと、明確な答えがでるものの方が圧倒的に少なくて、
それ故に後味の悪さもあるけれど、妙にリアルなんだろうなぁって。
そう思いました。


ごうつんはねー、
やっぱり、この人、かっこよかった。
まさかの!まさかの!
最前列どセンターでの観劇だったのだけど、
もー、すごくかっこいい!
そして、森田剛にはライブが似合う!
もちろん、ドラマ出たときのごうつんも、
映画のごうつんだって、
お芝居してるだけじゃなくったって、
踊ってたって、歌ってたって、だけど、
どんなごうつんもだいすきで、
どんなごうつんも「どやぁ!」なんて思っちゃうファンですけれども。
でもね、やっぱり、森田さんは逢ったときがハンパない。
動きのひとつひとつ、台詞のひとつひとつの度に、
剛の周りの空気が動く。
剛の周りの景色が変わる。
荒々しい殺陣でも、ちょっとした仕草でも。
かわいらしい、場面でも。
そういうのって、すごいし、剛の魅力だし、武器だな、って。
でも、見てる限り、彼は基本本能的にそうやってるのかなって思ったり。
それだけでもすごいと思うのだけど、
だけど、そこに彼の考えたことや演出家の方の考えが乗っかって。
そこに共演者の方と、たくさんの方に支えられたステージに立つことで、
世界観がぐっと広がって、いっているのではないでしょうか。

今回ね、最前列だったからね、すごくすごく、いろんなことを観たの。
細かく観たい!って気持ちもあったし、
2回目だから、そういうこともできたのかなって思うけど、
メイクもね、
剛の目線が動くたびにすごく印象的なアイラインの引き方をしてたり、
瞳の動かし方だったり、
台詞なのかなー、台詞というかざわざわしてるシーンでのやり取りだったり。
台詞といえば、声も!
あの声もね、やっぱり、いい。
こう、ちょっと間延びするような感じがすごく。
もちろん私の大好きな!手!の動かし方だったり。
あの口元に持っていくお手手、やっぱりすき。
今回はそういう場面が二度ありました。
大阪のときは一回って思ってたから、私見落とした、かな。
うーん、なんとも。
ごうつんが変えてきてるのかもしれないしね。
でも、ここ、ほんとによかった。
あと、あと、
あの場面転換のときにポーズ決めてピクリとも動かないごうつんとか、
それから、はけるときに、こっちからだと、ちょっと袖のなかがみえるのね。
それ知ってか知らずか、完全に見えない位置に行くまで
森田さん、ちゃんと足をかばってたりね。
もう、そういう細かいとこまで、観ることができて圧倒されちゃって。
それにね、ここ!
殺陣はほんとにすごいんだけど、
特に最後の殺陣!
範頼の最期の殺陣!
前のときも散々いったけど、殺陣!
髪型もまげじゃなくなって、お衣装も白装束になって、
しかも、お水!
幕間のときに会場のスタッフさんに
「お水かかるといけないので」ってお水よけれるような
ビニールシートをね、貰いました。
確かに大阪で観たときにばちゃばちゃいってたなーとは思ったけど、
まさか、ビニールシートもらえると思わなくてびっくりした。
前半戦からミストな雨の演出のときはかかってきてたし、
スモークもばんばんくるし。
もちろん、気にならない程度だけどね。
それで、確かに、たとえね、
森田さんのお水がかかってもね、
それはね、おっけー!大歓迎!(笑)
なんて思ったんだけど、
あ、血のり混ざってるのあるかもって思い出して、
ビニールシート、いちおうスタンバイ(笑)
そんなに飛び掛ってくることはなかったけど、
水しぶきがばしゃ!ってきて、わー!って。
でも、それも迫力満点だったから、
ほんとに、いい経験させてもらったー。
なんか、こっちに飛ぶからって、
気にされちゃうのがいちばん悲しいもん。
おもいっきりやってほしいから、
それで、いいんだと思います。
あのとき、ごうつんがすごく言い表せないけど、
すごくひきつけられる瞳をしながら、
相手を追いかけていく様、
そこからの殺陣をしている姿が、焼き付いて離れません。
あれは見事、だった。

そして、カテコはもう、なんていうか、立派で。
かわいらしいんだけど、
この人の背負うものの大きさを感じました。
これずーっと続けてきて、
ごうつん、自分でもいってるけど、
舞台があるときはすごく集中してるだろうから、
そこで感じたり、背負ったりしてるものも
すごくあると思うし、
ましてや、この長丁場で、ね。
なんか一回観るだけでも、息が詰まって、
どこで息すればいいんだろうとか、
体か固まっちゃったり、するくらいなんだけど、
でも、なか、剛はすごかったなぁ。
さいごに微笑ってくれるのは、ごうつんって感じだしね。
でも、なにかいろんな大きな背中を感じた東京でした。


ごうつんへ。
なんかもう、すごい。
すごいすごいすごい!
何かはわからないけど、
ほんとに、剛の舞台に行ってよかったって、そう思うの。
剛に逢いに行ってよかったって、そう思うの。
なんなんだろう。
こうやって、剛から伝わってくるもの、って。
変な話ね、
すっごくまっすぐだったり、変化球だったり、
きらきらきらーってしてたり、
逆にどーんってそういう感じでもないだけど、
そこが、剛、なんだろうねぇ。
なんか、ごうつんに逢うとあったかい、んだよね。
じわじわ暖められて、ほこほこ保温されて、
そんななかで一緒にいられて。
でも、すっごくすっごく、かっこよくて!
なんだか、私は剛にそうやって逢えることがすごくうれしくて幸せです。
大切だなぁ。
ごうつん、ありがとう。

P.S.お手手は大丈夫かな。
小指にテーピング?してるの見えたから。
でも、それを感じさせないのはさすが。
怪我や病気には気を付けて、
千秋楽まで頑張って!
信じて、応援してます。


今日の愛チューンズ
官尾/森田 剛
きょうはこのきょく。
森田さんのこの曲を。