好きになれないからね。

卒業できないじゃにふぁん、緋夏のジャニーズコンサート舞台の感想覚書。 いろんなレポがごろんごろん。お品書きを参考にどうぞ。

数えきれない希望が僕を埋めていくなら 無数にあるこの穴も愛しく思えるだろう♪ 佐藤アツヒロ出演『マホロバ』 2014.7.27 シアタークリエ感想覚書

佐藤の敦啓さんに逢いに行ってきました。

今回は、舞台『マホロバ』です。

東京千秋楽!

『デスティニー』以来のあっくんです。

お写真は、本日千秋楽!の看板。

 

 

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お話は、前回の『デスティニー』よりも

ファンタジー要素は少なめ。

ファンタジー要素が少なめ、というよりは、

そのストーリー展開の中で、

人間ぽさというか、そういう臨場的なもの、

そういう感じのものが多かったように思います。

ストーリーとしては、

マホロバという、夢の国、

夢の国というのは、

争いのない、みんな平等な、

何気ない幸せに満ち溢れた世界のこと、なんだけど、

そのマホロバを各々の登場人物が追い求めるもの。

目的は一緒なのに、

そこにいろいろな思惑や気持ちが重なって、

そこでまた誤解や気持ちの交差が生まれて、

そんな感じ。

あとは演劇雑誌!のお力で。

 

あっくんは、

今現在、力で世界を支配している国の皇子で、

イコマという役でした。

その国の第一皇子で後継者のはず、なのだけど、

彼は後継者には選ばれず、

表向きにも自身は後継者向きではないと言いつつ、

でも……心の中は…という感じ。

あっくん、今回はラスボスで、

しかも、心の葛藤みたいなのもない悪!で。

でも、それがなんか良かったのです。

うまく言えないけど、

最期の最期まで、

悪を突き通したあっくんがすごいと思う。

でも、悪も悪だけど、

なんか、わかる悪、なんだよね。

なによりも、世の常、そんなものを理解し、

その中で野望をも持っていた、

そんな人物だったのだと思います。

役者さんって、よく「悪役をやりたい」

そんな風におっしゃる方もいるように思うのだけど、

このあっくんを見ていて、

なんだか、それはこういうことを言っているのかな、

そんな風に思いました。

お衣装に関しても文句なし!

真っ白な、しかも、その中でも、

きれいに刺繍?スパンコール?

そんな繊細な感じのお衣装で、

白も、帯のとことか少し記事のテイストが違ったりして。

しかも、今回もあっくんポニーテールだったの!

もー、かわいい!かっこいいー!

何気にみんながアドリブ振られるとこで、

跪きながらもひそかに

こっちには振るな!な雰囲気醸し出してる

あっくんがかわいかった。

 

そして。

今回、殺陣もすごかったのだけどね。

前の『デスティニー』とは全然違ってまたよかった。

以前、私は、あっくんの殺陣を

“あっくんだからこそできる殺陣、

佐藤敦啓という、人が、これまでの役者人生のなかで、

ひとつひとつ大切に重ねてきた、そんな殺陣”だと、

そんな風に言いました。

今回も、それは同じ。

ほんとうに、あっくんの役の最期、殺陣よかったー。

今回は殺陣が多かったんだけど、

最期のシーンは、なんて言うか、ぞくっとしました。

白いお衣装で真っ黒なお衣装の人たちに囲まれて

1対大勢の殺陣。

あれは、なんか、そこは、もうさすが。

佐藤アツヒロさん。

殺陣のときとか、

あっくん、ちっちゃいんだけど、

キメのとことか、

一瞬一瞬の動作の身のこなしが

綺麗でほんとに殺陣映えするなぁー、って。

かちっと決まるし、止まるんだよね。

そのときの目線も絶対にはずさないし。

 

あと、共演者の方のこともちらっと。

今回、主演のお二人はじめ、ほんとに、良かったと思う。

舞台中の演技もだけど、

そのあとの、カテコとかの立ち居振る舞いがとても素敵でした。

手の振り方とかお手手合わせるとか、

中国式?みたいなお辞儀とか、がね、

あっくんと同じで、

やっぱりアイドルというかそっち属性なのかな?

主演のお二人と同じ手の振り方とかするあっくんに

もうすぐこの人…とか、アラフォーなんだけど、とか。

でも、末っ子だもんね。

GENJIだと。

でも、あの場に立ってた、あっくん。

それは、後輩からアツ兄って呼ばれてるのも

納得の立ち居振る舞いだったと思う。

 

それから、女性陣もみんなパワフルだった。

あっくんとの殺陣もみてて、わぁー!ってなった。

そうそう。

彩輝さんはじめ女性陣が歌い出したとき、

あっくん歌ったらどうしようって、内心焦った()

あっくんのかわいいお歌好きよ。

でも、あそこでやったら、彩輝さんたちとの差が…。

でも、私はあっくんの歌が好きよ!

 

そしれからそれから、清水さん!

清水さんのオネェ感の半端なさといったら、もう。

一休さんの♪すきすきすきすきすきっすきーとか。

シリアスな場面でもそんなキャラでいける清水さん、

いろんな意味で強者。

デパ地下グルメのくだりでも、

アドリブだと思うんだけど

「これから隣の宝塚劇場行ってくる!

こっちも向こうも千秋楽おめでとー!」って。

ネタって言われたらネタなのかもしれないけど、

出演者に彩輝さんたち宝塚出身の方がいて、

清水さんの優しい気遣いなのかなって。

最後の言葉にも表れてたんでしょう。

清水さんのこの舞台への想いが。

初演のときのお話をされる清水さんの表情、お言葉に、

それはすごく感じたし、

それ以上に、清水さんなくして、この舞台はないと思いました。

それに、私はこの舞台の結論がすきです。

現実的だけど、夢も否定しない、

でも、夢だけを追いかけず、今を生きる。

そんなところが大好きです。

だから、このタイトルにしたのだけどね。

カテコのとき、清水さん、

いちばんふちっこにいらっしゃったんだけど、

あっくんが挨拶してるときの頷きとか仕草とか目線とか。

あっくんにとっても大切な仲間なのかな、って、再確認できて、

すごく、うれしかったです。

 

 

 

で。

カーテンコール。

ただ単に、カテコで次の役者さんが出てくるのを

手を挙げて待つ仕草だけでも

なんかもうかっこいいんだもん、あっくん。

しかも、最後にお話しするとこは、

あっくん、片膝ついて跪いてお辞儀。

かっこよかったー。

すごい様になるヾ(o´∀`o)

でもね、あっくんなのですよ。

役柄のままのような低い声で

「本日はみなさんありがとうございました。

こうして千秋楽を迎えられて幸せです。

このあとも名古屋…」

大阪もみたいに言おうとしたら、

ちゃっかり噛んで、

その途端いつものあっくんモードに戻った(っ´ω`c)

噛んでからぐだぐだになっちゃったあと、

「何か言い残したことは?」って、聞かれて

「本当に僕はこの役が好きです」って、言って微笑ってた。

その言葉がすごく嬉しかった。

ダブルカテコのときは

彩輝さんと腕こっつんこさせて、

「いえー!」って、してたり、

トリプルからは投げちゅー。

両手で投げちゅーも片手でさらっと投げちゅーも。

なんか楽しそうで、ほんとにうれしかったです。

あと、さすがだと思ったのがね。

カテコのときに前列後列関係なしに

最後はみんな一列になったんだけど、

あっくん、ふつーにセンターにいた。

センターに入ろうとしてるとかでも、

主役の子たちを押しのけるでもなく、

自然に真ん中に立ってた(っ´ω`c)

しかも、違和感なし。

なんかこれもあっくんらしくてよかったよ。

 

 

ではでは。

あっくんへ!

 

とにかくいまは

あっくんに「ありがとう」の気持ちでいっぱい!です。

あっくんありがとう。

なんか、あっくんに逢うとね、

自然に笑顔になっちゃってる自分に気づくのね。

それって、些細なことかもしれないけど、

とっても大事なことよね、って思うのです。

ずっとずっと、きっと、

私にはいつか彼が言ったように

「心のどこかにあっくん」なんだよ。

あっくんのことが、大好きです。やっぱり。

残りの公演も体調に気を付けてがんばって!

応援してるよ!

そして、またできるだけはやく、

あっくんに逢いに行けますように。

 

 

そういえば、これ、

なぜ、DVDにならないんだよね。

不思議でならない。

あっくん良かったのももちろんだけど、

DVDに、なっても良いくらいですよ、これは。

 

 

今日の愛チューンズ

恋の温度/GENJI

きょうはこの曲を。

あっくんの空を向くなげちゅー、好きだなぁ。