好きになれないからね。

卒業できないじゃにふぁん、緋夏のジャニーズコンサート舞台の感想覚書。 いろんなレポがごろんごろん。お品書きを参考にどうぞ。

カッコよかった 後編(「横山YOUがヤっちゃいます第3弾コンサート 2010春」 2010.5.30 2部 感想覚書)

まずは、昨日分までの思い出し追記。
・♪cHocoレートの前に会場から「菊さま!」の声援に対し
 「お前、なんで俺の顔見てにやけんの?」な侯くん。
・♪cHocoレートのときの決め台詞「ちょっこれーと」がかわいすぎました。
 侯くん歌中もそうだけど、「ちょこ」の言い方かわいい。
・れんじゃのときに、文ちゃんをいじりまくったときのひとこと。「俺、Sやから」な侯くん。
・れんじゃのすーくんのくだりで「カラオケ行ったときのすばるのバラードハンパない」に
 きゃー!の会場を「なに想像してんの」なんてあおり。
・同じすーくんのくだりで、「髪長いよねー。シャンプーとかすぐなくなるのかなぁー。
 でも、 やっぱり、リンスの方が減り早いんかなー?」なんて。


そして、そして。
侯くんリサイタルのれぽれぽもこれでさいごでございまーす。
前回のコンでも、彼の最後の言葉は、とても心に残りました。
そして、今回も…。
あたしが覚えているだけでは、不十分な部分もありますが、
覚えている限りのことをここにのっけておきます。
ご挨拶のとき、侯くんは、ちょっと目線を下げつつ、
だけど前をしっかりみて、ゆっくりと、心を伝えてくれてるように、
ぽつぽつと、語り掛けてくれました。

「今日はみなさん、本当に、ありがとうございました。本当に、ありがとうございます。
このツアーも、今日で、終わってしまうんですけれども、
今日だけじゃなくて、この2ヶ月間、本当にありがとうございました。本当に、感謝しています。
この2ヶ月間、あっという間で、
その中で、ほんまにもう、いろんなことが僕自身にも起こったわけ、なんですけれども。
みんなにも、ほんまに心配、かけたとも、思うんですけども。
ほんまのこと言うと、自分で自分がもう、なにがなんだか、訳がわかんなくなって、
ステージにあがったときもありました。
それに、みんなどんな顔して待っててくれんねやろ、どんな反応してくれんのやろ、とか、
どんなステージにしてやろうとか、そんなことも思ってたんですけども、
でも、あたたかく、迎えてくれて。
ベテランにも、スタッフさんたちにも、ほんまに支えられて…、感謝しています。
僕ひとりやったら、どうにかなってしまってたと思いますし、絶対に無理やったと思います。
それに、やっぱりね、みんなの顔を見たとき、
僕が生きていく場所は、ここなんやな、って心から思いました。
そしてね、オカンもね。大阪、観に来てくれてたんですけども。
オカンがおってくれたから、僕は、いまここでこうやっていられるわけですし。
29年、育ててもらって、こんなにも大きくなりました。
ここまで育ててくれて、本当に感謝しています。
オカンは、ずっと、ここ(胸を指差して)にいますから。
………。だから、大丈夫です。
弟たちもおるし。…。弟は、絶対に僕が護っていきます。
いま、僕が言えるのは、家族を大切に、ってことです。
みなさんも、家族のこと、大切にしてくださいね。
僕は、これからもずっとずっと、オカンのことが大好きです。
だから、最後にこの曲を、歌います。
オカンが大好きだった、曲です。♪オニギシ」

このときの侯くんは、ゆっくり、ほんとうに、ゆっくり、まるでファンを通じて、
そのまた向こうに自分を置いて、そこに語りかけているようで。
この曲を歌うという選択は、彼にとってすごく酷なことだったのかもしれない。
外しても、誰からも責められることはなかったと思うし、
きっとまだ、納得している自分と、認めたくない自分がいるだろうから。
でも、侯くんはこの曲を歌ってくれました。
まるで、自分の中にある何かを、確かめるように。
ファンの心配や不安を取り除くように。
いまでも、思い出しただけで涙があふれてくるんだけど、会場も、この時ばかりは、大泣きで。

いちばん泣きたいのは、侯くんだろうに。
でも、彼は泣いている会場を気遣って、くれました。
このとき、これだけ侯くんやママのことを想っている人がいること、
実際はもっともっとその数は多いんだろうけど、
すごく素敵なことだなって思えて。
それが、こういうことが起こったことでというのは、切なくなるところもあるけれど、
でも、ここにあるお互いを思い遣る関係は、決して上辺だけのものじゃないって、
心から思いました。

想いは、必ず。
♪オニギシが始まって、最初のワンフレーズが過ぎたら、声が震えちゃって、
くるっと、向きを後ろにかえた侯くん。
たくさんの写真に彩られた、侯くんとママ、弟くんたちの想い出。
絶対に、色褪せることはないと思うのです。
それを、見ながら、時折、頷くしぐさを見せながら、
ゆっくりと、言葉を噛みしめて、紡ぎだすように歌う侯くん。
でも、どの歌詞のフレーズも、語りかける、言葉も、最後がどうしても震えちゃって、
それを強く、言葉を、叫ぶように、がなるように、することで乗り越えてました。
その中にも、侯くんの想いがたくさん、詰まっているようで…。
でも、最後のサビは、しっかりと前を向いて。
最後は、スクーリーンに「家族を大切にね」という侯くんからのメッセージ。
あの侯くんらしい独特の字で、書かれてたこの言葉は、すごく重みがありました。
最後のサビのとき、ママのお写真が写ってて。
お写真自体は昔のなんだけど、でも、いま、ここで、ステージに立っている侯くんのことを、
まるで、ママが今ここに立っていて、
後から、あたたかい優しい瞳で見護っていてくれるようでした。
ううん、実際に見護っていてくれたのかも、しれないね。
そして、歌いきった侯くん。
ちょっとだけ、ほんとにちょっとだけ、
最後お辞儀をしたあとに、後ろを向いて、涙をぬぐっていました。
そして、最後はやりきったような表情で上を見上げて、「ありがとう」と
マイクを通さず、でも、大声でなく、言ってくれました。
ねぇ、侯くん。
もう遅い、なんてことは、ひとつもないんじゃないのかな。
まだまだ、これからがあって、そこには、ずっと、ママがいてくれるんだから。
侯くんの想いが、あんなに素直でまっすぐで、繊細で、
あったかくて、やさしい、侯くんの声が届かないはずなんて、ないよ。

アンコールはヨコ!コールと大きな拍手。
ヨコ!のコールに応えてステージに出てきてくれた侯くん。
「ありがとうございます!ほんまに、ありがとう。
じゃーあ、いっちゃう?いっちゃいます?いっちゃいますか?
うん、じゃあ、この曲を、聴いてください。…、一緒に歌ってください。
一緒にひとつになりましょう」で♪ひとつのうた
ここでも、侯くん、だんだん声が震えてきてて、
深呼吸をすごくしてるっていうか…、でも、侯くん、笑顔でした。
最後は、両手を大きく上にあげて左右に揺らして、
会場もそれに応えて動いて、「らららららーららーららー」って歌って。
いつまでも、この時間が続いていくような、そんな感覚に陥りました。
そして、ベテランの紹介。
ひとりひとり名前を呼んで、ひとりひとり、しっかり顔を見て、「ありがとう」と。
あたしも、たくさんの「ありがとう」の気持ちを込めて、全員の名前を呼んできました。
全員紹介し終わったら「みなさん、ベテランです!
2か月ずっとずっと一緒に頑張ってくれました!
彼らみんな頑張ってます!ほんまに、頑張ってますので、よろしくお願いします!
応援したってください!よろしくお願いします!」
ずっとずっと、まるで自分のことのように、頭を下げる侯くん。
いままで、というか、Jr.時代からいろんなことがあって、
デビュー組だったり、いろいろいて。
こういうことって、言われてる方からしたらどうなんだろう?って思うことも正直あって…。
でも、今回思いました。
ここが何かのきっかけになればいいなって。
侯くんがはいることで、知ってもらう機会とか、彼らのプラスになればいいなって。
その先の路は彼らなら切り開いていけるはずだから。
すばるのJ-Rockじゃないけど、そんな風に思いました。
人のために頭を下げられるって、優しいからこそだと思うし、
その人に対して本気なんだからだと思うから。
あの「お願いします」がすべてを表してたように、思います。
そして、最期は「俺にも言って!俺のことも褒めて!」ということで。
「俺様がー(ひゅー!)関ジャニ∞のー(ひゅー!)横山裕だぁー!!!」
鳴りやまない拍手と声援に「ありがとうございました!ほんまに、ほんまに、ありがとう!」

どんなんほしいのー?
まだまだ続くコールにまたも出てきてくれて、
「やっぱ、最後やしな!盛り上がらんと!まだいけるー?」で♪ギガマジメ我ファイト
やっぱり、ここは「ギガマジメ我ーふぁーあーいと!」のあとの足あげキックでしょう。
ベテランも一緒に。
このときの侯くんのキックってすっごくかわいいの!
構えて、うーってして、キック!
まだまだ鳴りやまないコールに登場して、
お得意の「もー、みんな、どんなんほしいのー?」で♪cool magic city
ここは「いっつくーるまーじっく」での一体感が半端ないー。
あのお手手のふりをみんなで。
ここで終るかと思いきや…「ええわ。もう、最後やし。このままもう1曲、いくで!
いっちゃうよー!わん!つー!わん!つー!うー!」で♪ズッコケ男道
ここでは政氏に「伊藤!歌え!」って言って、政氏、サビまで一人で独唱(笑)
会場にもマイクを向けて歌わせてくれました。
もうね、みんなでジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!楽しいってこういうこと!
そして、やっぱり腰をぐーるぐるまわしてにやける侯くん。
とてつもなく、セクシーなんですけれども!
ここはべてらんも巻き込んで。
そして、「ずーずしーくいーきてこーや」はとってもかわいい。

侯くんらしいや。
まだまだ鳴りやまないコールに、また応えてくれて
「なんなん!今日、もうものっすごい曲数やってんで!
えー?でも、もう、今日ラストやしな!うん!でもなー、曲ないねんけど…。
リハしてへんから、どんなんなるかわからんけど…ええ?
じゃあ、これにします。♪Forward(会場、きゃー!!!えー!!!)
…やらへんよ。やらんて!わっつどぅーなんてやりません」って、
侯くん、それは♪One's shadow!!!すきだねー、それ。
で、かかった曲は♪無責任ヒーロー
やっぱり、「あがってさがってー」の一体感は半端ないね。
侯くんは、じゃじゃじゃじゃーん!のとこがとっても楽しかったみたいで、
PAZZULEコンの♪好きやねん、大阪みたいなかんじで早回しで踊ってました。
「たのしーな、これ!」って曲が終わっても、ずっとじゃじゃじゃじゃーん!を続ける侯くん。
曲が終わって「今日はみなさん、本当に、ありがとうございました」と話しだす侯くんに
「もう1回!」の会場。
それを聞いた侯くん「あのー、いま、僕、喋ってますー。
学校で習わんかった?人が喋ってるときはちゃんと聞く!ええな!」で
話しだそうとする侯くんに「もう1回!」のタイミングを見計らう会場。
それを見て「いま、どこで言おうか迷ったやろー?」
そして、一呼吸置いて、「えー、ほんとに、今日はみなさん、ありがとうございました。
これしか、ないです。ほんまにありがとう。すっごく、楽しかったです。
ほんまに、もう、なに?2か月間、やってきて、
いろんなとこ行って、たくさんの人に来てもらって…、みなさんのおかげです。
ありがとうございます。
もちろん、オカンにも感謝してます。
さっきも言うたんですけど、ずっとオカンは僕のここ(胸を指して)にいてくれると、思います。
オカンね、大阪でやったときに、来てくれた、そのときね、
終わった後、会ったんですけど、僕にはなんも言わなかったんです。
でも、後から聞いたんですけど、一緒に来てた人とか、知ってる人たちにね、
僕のこと、すっごく自慢してくれてたみたいで。
それ聞いて、ほんまに、嬉しくて。
ソロコンやれて、見せれて、ほんまによかったなって思います。
みなさんも知ってると思いますけど、
僕は、僕に良くしてくれた人には、僕のすべてで尽くしますし、全力で良くします。
反対に、僕のこと嫌いだとか、そういう人には、
僕は全く興味がないので、どうでもいいです(ここで会場も侯くんも笑顔に)。
いま、ここにきてくれてる、いてくれるみなさん、
それから、ツアーに来てくださったみなさん、
来れなかったけど、いつも応援してくれてるみなさん、
心から、ほんまに感謝しています。ありがとうございます。
絶対にみなさんのことは、僕が護りますから。
やから、ずっとずっと一緒にいてください。お願いします。
いつもほんまにありがとう。
もちろん、メンバーにも、ベテランにも、スタッフさんにも、
弟たちにも、オカンにも、感謝しています。ありがとう。
みなさん、ほんまに、ありがとうございました!
これからも、よろしくお願いします!」
このときの言葉。なんだか、すっごく侯くんらしい、感じが、気がしました。

好きやけど、怒られるで!
「やっぱ、ラストやし、もう1個、やる?やっとく?(頷く会場)やる?
(頷く会場)やらん?(首を振る会場)ふは。いま迷ったやろ。
でも、みんなええわ。必死やもん。
一生懸命、首動かしてんねんもん。やろか!じゃぁ、これ、一緒に歌おう!」
そう言って彼が選んでくれた曲は、♪ワッハッハーでした。
侯くん、若干歌詞がわからない、歌詞が飛ぶ、なーんてこともありつつも、
笑顔笑顔で大合唱しました。
もちろん、最後の「いいのにぃ」も一緒に。
このとき、侯くん、会場にマイク向けてくれて、自分がいちばんとおいしいとこなのにね。
でも、会場を見渡して、すごく満面の笑みで満足げでした。
曲終りの隆くん台詞は「あったかチャーハーン」そして、「ありがとう」の侯くん。
侯くんの姿が見えなくなっても、ずっと鳴りやまないコール。
スタッフさんたちも必死に会場に
「これ以上は無理です!」って意思表示をするんだけど、一向に収まらなくて。
それがどれくらい続いたのかな?
本来なら、その指示には従うべきだし、従わなきゃ、いけないんだと思う。
でも、どうしてもという空気が会場全体を包んでいて。
けっこうな時間続いんたんだと思う。
そしたら、もう私服(短パンに、青のシャツ、赤のブーツ)に
着替えた侯くんが、出てきてくれました。
「ちょっと、みんな、これ、他のアーティストさんのライブやったら、
確実に怒られんで!俺やったからええけども…。
俺は、そんなみんなのことも好きなんやけどな。
でもな、みんな、ほんまにありがとう。
これしかもう、言われへんのやけど、ほんまに、ありがとう。
でね、とっても言いにくいんですが、いちおうね、いろいろ作業とかあって。
もう、後ろでヘルメットかぶったにーちゃんたちがスタンバイしてるんですわ(笑)
やから、ほんまに、うん。
明日から、また、毎日が始まりますけれども、
いやなことも、つらいことも、あると思うんですけども。
大変かもしれんけど、みんなも、頑張ってください。
家族は、大切にしてな。
ほんまにありがとう。ありがとうごいました!
また、近いうちに逢って、遊ぼうな!
ありがとう。バイバーイ!」


ほんとにすごく、なんていうんだろ、
いつもどおり楽しませてくれることが第一前提に、あって、
そのなかで、メンバーの話をするときは、すごく安心してるように感じたし、
ママや弟くんの話をするときは、すごくあったかさを感じたし。
なんだか、侯くんらしい、時間でした。
今回、いろんなことがあって、
そのなかで、この公演をあたしが見ても良いのかなって、思ったりもして。
でも、侯くんに「大好き!」って気持ちが届けばいいな、って、そう思って逢いに行きました。
逢ってみて思ったのは、侯くんは、ほんとに“楽しいことが、すき”なんだなってこと。
それは、構成とかを見れば一目瞭然。
きっと、侯くんは「俺が楽しいの好きなだけやから」っていうと思うけど。
でも、それは、侯くんが思いやりの心をもってるからだと思います。
それから、この人、このコンサート中に、“ありがとう”って言葉を、何回言ったんだろう。
まったく偽りのない、ただまっすぐで、素直な、その言葉は、
そのどれもが心に響きわたってきました。
“ありがとう”と言うべきなのは、こっちなのに。
でも、彼は、何度も何度もそう、言ってくれました。
コンサートをする上で、歌がうまいとか、踊りがうまいとか、
そういう要素ももちろんあると思うけど、でも、たいせつなのは気持ちが伝わることで。
そのいちばん大切なものが、侯くんとの時間には、あるように思います。
それは、侯くんが築いてきたもの。侯くんの人柄が成せるもの。
だから、あの、一体感のある会場が出来るんだと思います。
あの日逢った侯くんは、すっごくあったかくて、やさしくて。
あの日逢った侯くんの背中は、すっごく強くて、大きくて。
にかって笑っても、してやったりのお顔をしていても、
めったに見せない涙を流していても。
あの日逢った侯くんは、最高に、カッコよかった、です。


ではでは。

まずは、ベテラン
本当に、貴方たちには、助けられっぱなしです。
無茶を言ったり、させたり、したこともたくさんあったと思います。
でも、いつもその優しさで応えてくれて、ほんとうにありがとう。

そして、スタッフさん
たくさんのご支援をありがとうございました。
お力添え、感謝します。

 


そして、最後に。

侯くん


やっぱり、侯くんは、あたしにとって大事な大事な、おにいちゃん、です。
すっごく、カッコよかった、よ。
誰にだって、自慢できるくらい。
侯くんといれば、何にも恥ずかしいことなんてない、そう思ったよ。
あたしは、すこしでも、侯くんの笑顔の理由になれたかな?
これからも、ずっとずっと、慕わせてください。
ほんとに、お疲れ様でした。
ほんとに、ありがとう。
これからも、よろしくね。
だいすき。

 


今日の愛チューンズ
約束 -Last-/タッキー&翼
勇気も優しさも、侯くんに貰ったから、一緒にいれることが、愛しいよ。
ずっとずっと、貴方のそばに。