好きになれないからね。

卒業できないじゃにふぁん、緋夏のジャニーズコンサート舞台の感想覚書。 いろんなレポがごろんごろん。お品書きを参考にどうぞ。

廻る気持ち 何故か愛おしくて(『ギルバート・グレイプ』 主演:丸山隆平/2011.2.4 覚書感想)

隆ちゃん、無事に東京公演終わったようにで、なにより。
そのとき、あたしは信五くんに逢いに行っていたり、してたんだけれども。
きっと彼がwebで言ってたように、たくさんのことを感じたりできたと思います。
あと少し、大阪も一緒に頑張りたいな。

今回は、サイアジンさんとご一緒させていただきました。
お会いできてうれしかったです。ありがとうございました。

そして、今回ねー、まず、入口で止められてびっくり。
なんでも、構成の関係でお席が変わる、ということで…
はしっこだけど、最前列に行かせていただきました。
隆くんの息遣いまで聞こえるお席。
席の関係上、見えにくいとこもあったけど、あたしは隆くんの近くに行けて幸せ。
サイアジンさん、前に行かせていただいて、ありがとうございました。

それでは、ちょっとですが、2月4日の公演について感じたことを少しだけ。
丸山隆平主演『ギルバート・グレイプ』、2011年2月4日の感想覚書です。


隆くんの目線。
それがすごく、なんていうのかな、物語が進んでいく上で、
ギルバートの心情を表わす上で、
とても大切な要素だったんじゃないのかな、そう思いました。
あの、ちょっと窺うような感じで上のほうを見上げる、あの瞳。
なんて言い表したらいいのか、表現に悩むんだけど、
時折、普段の隆くんからも垣間見れる、あの瞳。
それから、V.WESTのときのような、そのときに戻ったのかのような、そんな瞳。
ちょっと言い方は悪いかもしれないけれど、妙に確信のない、
でも、自信あり気な、挑発的というか、挑戦的というか、そんな瞳。
隆くんがすべての場面ではなくて、
ふと見せる、その瞳がすごく意味を持っていたように、思います。
角度とか、ちょっとした目線をやる速度とか、
そういうものが、ほんとに自然で、でも、すごく印象的でした。


隆くんの声、というと、ちょっと高めのトーンで。
すごくからんころんってしてるとこがあたしは好き、なんですけれども。
どうしても、ドラマをやったり、ナレーションをやったりすると、
それがネックになることも少なからずあって。
だけど、今回は、すごくそれがいい方向にいかされてたのかな。
彼の声には、なんていうのかな、安心感があると思うのです。
ちょっと情けなくて、頼りなかったり、不安定だったりも、するのだけれど、
それ以上に、なにかすっと通ったものがあるような。
すごく発声もしたんだろうし、
きっと意識的にちょっと低めの声を出しているようなときもあったし。
間合いに関しても、彼なりに変えてるんじゃないのかな?そう思える場面も多くあって。
それは、彼が台詞をきちんと噛み砕いて、消化して、言葉にしている、
そんな証拠だと、思います。

口元
口元がふっと上がるとき、ふっと下がるとき、そんなときがよくあって。
口元って、表情を作る上で、とても重要だと思うんですが、
彼のしてた表情って、とってもストレートというよりは、
その裏と言いますか、そういうものが表れているようで。
もちろん、ストレートなときもあったし、裏かな?と思うときもあったし、
裏と思ったら、裏の裏、だったり、みたいなことも感じられました。
きっと、人の感情って、隠すこともできるし、偽ることも出来る、
でも、そうでないこともあったりする、そんな複雑なとこ。
ギルバートがそのときそのときで感じている気持ち、こう見せようと思ってる気持ち、
でも、どこか表れてしまう本心、そんなことが表れていたのかな、と思います。
あたしはきゅっと口を結びながら、でも、言葉を発しようとしてるとこにきゅんとしました。


隆ちゃんのちゅーのときに、どちらも首筋がみえるんですけれどもね。
あ、やきもちは焼いてませんので、大丈夫です。あしからず(笑)
そのときにすっと見える首筋と髪の毛の上がり具合がとてもセクシーでねー。
あと、すっと、首をかしげたときに首にかかる髪がくるんってしてて
とってもかわいくてねー。
って、これは、あたしのきゅんポイントなだけですけれども。


手もすごく感情って表れるとこだと思うのですけれども、隆くんの手も例外ではなく。
すっと力がこもってたり、へにゃって力が抜けてたり。
それがまた、表情や口元とは逆だったり、していて。
そういうとこのアンバランスさが妙に現実的で、感情が伝わってきたように思います。
特に圧巻だったのは、震えてるとこ。
あの手の震え方は正直、見ていてぞくっとしました。
その場面は、ギルバートの感情が溢れ出すところ、
お話のなかでも重要なとこ、だと思うんですが、
それくらい、感情が手に集まってあらわになってたし、
怖かった、そう思えるくらいのものでした。
でもねー、それ以外のとこ。
お手手をぱしぱしお洋服にしてるとことかはちょっと気弱だったり、してて、
モップをかけてるとこは、ムキになって腕からいっぱい力が入ってはいってるようだったり、
軽い感じですっとものを動かしたり扱ったりするとこは、
どこかあきれてるような、諦めてるような感じだったり。
彼の手は、いろんな意思を持っていたように思いました。

背中
背中で語る、ということがありますけれど、彼の背中は、何かを語っていたのかな。
こうだ!と語っていたとうよりは、
あたしは彼の背中は問いかけていたような、そんな気がします。
これでいいのかな?こうしたいのにな?なんでこうなるんだろう?
こうする!まだまだあると思うけど、
そんないろんな感情や気持ちが彼のなかから溢れだしていて、
それについて、背中から、周りの反応を見ているというか、
感じているというか、そんな印象を受けました。
だからなのか、胸を張っているようなときもあったし、
それとは反対に、ちょっと背中を丸めていたり、
どこかにもたれかかってみたり、してたのかな。

おなか
お水にどぼーんなときにみえたおなか。
痩せた痩せた、細いっていってたけど、おなかは隆くんのおなかでした。
あのおなか、すき。


踏み出す一歩がとても力がありました。
一歩の歩幅が変わってたように見えたのは、あたしだけじゃないよね?
走るときは、どうしても舞台の大きさを気にしてるのかな?って感じもしたけれども。
舞台が斜めになっていて、ほんとにすごーくゆるい傾斜、
なんですけれども、そういうのもあるのかな。
でも、そういうとこも、ゆっくり歩くとこや、少し進んで、
でも、立ち止まったりする、そんなときには、すごく有効に感じたし、
何より、隆くんの踏み出す最初の一歩にとても想いを感じられました。
彼が足を踏み出すたびに、ぱたぱたとか、
ぐんっとかその一歩の音が聴こえてくるようでした。
たぶん、だけれども、あの膝の曲げ方の具合が違うんだろうね。
それから、中尾くん演じるアーニーに対して、感情をぶつけるとこ。
あのときも、手や声はもちろんだけど、
この足が、とっても重要な意味合いを持っていたように思います。

さいごに

まだまだ、きっと言いたいこともでてくるんだとおもいますが、とりあえず、この辺で。
彼に対して、もっともっと!そう欲を出せばまだまだいける!
そんなとこはやっぱり、たくさんあると思います。
でも、それは前も言ったけど、
隆くんがきちんとしたラインを持ってきてるからこそ、のものであって。
今回、1回だけ、彼が台詞をとちったんです。
あそこでファンはみんな固唾を飲んだんだと思うんですが、
でも、隆くん、慌てなかったんです。
慌ててたのかも知れないけれど、でも、もう1回、ちゃんと言い直してた。
それって、彼がいままでしてきたことが身になってきるんだと思いませんか。
とちらないことは、大事。
でも、彼が見せてくれたあの姿、姿勢、対処の仕方は、とっても、素敵でした。
カーテンコールでも、やっぱり、彼らしい優しさで包んでくれました。
最後の最後まで、ホッとした表情は見せてはくれなかったけど、
でも、それ以上に彼が意志のある瞳をしていたので。
それがとても心強くて、やっぱり、彼なんだって、思いました。
 

2回目の観劇に感じた想いはこんな感じです。
さー、あとは千秋楽。
どんな隆くんに逢えるかな。

そうそう、そういえば、この回、ぼっさま来てたようで。
この前もぼっさま来てたんですけれども、そのときも同じ公演見てたんだよね。

今日の愛チューンズ
全部抱きしめて/KinKi Kids
この曲の想いとあたしの想い、いっしょ。