好きになれないからね。

卒業できないじゃにふぁん、緋夏のジャニーズコンサート舞台の感想覚書。 いろんなレポがごろんごろん。お品書きを参考にどうぞ。

今と過去が 癒される 後編(「If or・・・Ⅲ」 出演:村上信五/2011.2.6 1部 覚書感想)

やっぱり、信五くんは4部構成のレポになってしまった。
彼の内容が濃い!ということで!
今日はカーテンコールと感想でーす。

 

信五くんの想い。
エンディング映像は、オフショットでした。
そして、前のときと同様に名前の後ろの( )でニックネームが書かれてました。
エンディングのショットは、ガハハ笑顔満載の信五くんでなんだかにっこりしちゃったり。
そして、カーテンコールにでてきてくれた信五くん。
このときの彼は、信五くんにしてはゆっくりとした口調で、
こちらに語りかけてくれました。
「えー、みなさん、今日は本当に、ありがとうございました。
昨日が初日で、始まりまして、
今日で2日目、2回目の公演となるわけなんですけれども、楽しくやらせてもらいました。
えー、どう、でしたか?
ほんまにねー、光一くんのSHOCKだったりには、
錦織さん(信五くん、それ一清くんじゃなくて、かっちゃんだよ!)が出てられたり、
内も世話になってるいでしょ、
それにタッキーなんかいっぱいJr.の子ぉらがついてやってるんでしょ?
なんで俺、ひとりでやってんねやろ…って思わなくも!ないんですけれども!
でもね、この舞台、3回目、ですか。
それだけ続けることが出来て、それは僕ひとりでも来てくれる人がいるからで。
来てもらえな、続きませんからね。ほんまに、感謝しています。ありがとうございます。
えー、今回は、どうでしたか?(会場の拍手を聞いて)
そうですか。正直ね、いろいろ悩んだりもしたんですよ。何やろうかなぁ、ってね。
まぁ、また女装や、とかスタッフとも、ちょっと、あったりもね、
しながらも、考えて、今回はこういう形になったわけなんですけれども。
楽しんでいただけたら、良かったです。嬉しいです。
まぁ、なんですか。こうやって、やれてるのもね、
ほんまに昔から考えたら、想像もつかんようなことで。
関ジャニ∞になったのも、なにかの縁でしょうし、奇跡やなぁとも、思いますし。
それにね、さっきもちょっと出てきてましたけどね、
タッキーやら、嵐やらね、みんなおんなじ時期にね、Jr.やったりして。
それが、こうやって、いまね、やっていられるという。
あのー、ご存じない方もいるかもしれないんですけど、丁度ね、8時だ!Jとか、
やったるJとか。やったるJくらいで嵐がデビューしたんやったかな。
で、そのときね、まぁ、いろんなとこで言ってますけど、
だいっきらいだったんですわ!タッキーのこと!
いや、いまちゃうよ!いまはほら、誕生日プレセントもあげる仲ですから!
あのねー、あの頃、タッキーがJr.のまとめ役、みたいとこがあって。
ドラマやるわ、CMやるわ、Mステでるわ!
それに対してね、対抗心っていうか、まぁ、簡単に言えば嫉妬ですよ!(笑)
俺だってやりたいわー!!!って言うね。そんなのがあったんですよ。
やって、ジャニーズって、言うたらその地域でいちばんかわええやらかっこええやら
言われてる子ぉらが入って、集まってくるわけじゃないですか。
僕もまぁ、いちばんではなかったですけど、いちばんではね、
でも、そこそこのとこにおったんですよ!
かっこいい…では、なかったかな。
僕ねー、さっき母校の中学校のバスケ部、でてきてたでしょ?
あのキャプテンくらいしか身長なかったですし。
えー、入ったときとか、148とかやったもん。卒業するときもそんなデカなかったし。
やから、かわいいかわいいは言われて、
可愛がってもらう、みたいなのはようさんあったけど…。
身長伸びたのは、ほんと卒業して、からですねー。
ほんますばると変わらんかったくらい。
せやから、ほんまに、ちっちゃいおっちゃん、いますけど、
どっちがちっちゃいおっちゃんになってたか、わからないというね。
そんなとこやったんですけど。
でね。そんないわゆるエリートや!思てる子ぉらが集まって来てさ、
なんて言うん?ほら、灘高でトップやった子が東大行っても一番じゃない、みたいな。
そんなことがぎょーさん起こるわけですよ。
で、東京行ったら、いまの嵐やらがおって、そこでタッキー見てみ!
めっちゃびっくりするから!あれは、あかんやろ。
そんなね、こと言うてたらね、あの頃、僕、文句ばっかでしたから。
仕事なくなったんですわ!
で、でも、そのときねー。タッキーから電話かかってきて。
そしたら、タッキーにね、“ヒナ、暇?”みたいなこと聞かれて、
めっちゃ暇やったんやけども“まぁ、大丈夫やで”とか、俺も答えたりしてて。
そしたら、“逢おうよ”って言われて、一緒にタッキーの知り合いのライブに行ったん。
それが頭がんがんふるようなやつで、俺どないしよー!って思って。
やって、タッキーは知り合いやけど、俺、知らへんし。
で、まぁ、行ったんやけど、なんや関係者席みたいなとこでみるわけ。
ちょっとええとこで。
やから、そんなノリノリになる空気とも、ちょっとちゃうやん。
そしたら、スタッフの人も気ぃ使ってくれはって、飲みもんとか出してくれるわけですよ。
でも、タッキーのことは知ってても、俺のことなんて知らへんから、
隣の人も~みたいな感じになるわけ。
でさ、ライブ終わって、タッキーが言うわけよ。
“ヒナ、このあとどうすんの?”って。
で、別に予定もないんやけど、なんかそう思われるのも癪で
“んー?別に特には…”みたいなこと言うて。
そしたら、“おなかすいてない?”って聞かれてさ、
“いや、すいてるっていうか…まぁ、食べれるよ”って言うてん。
そんでタッキーに“じゃあ、ご飯行こうよ”って言われてさー。
俺、そんとき2000円くらいしか持ってなかったわけ。
で、どないしよーって思っててんけど、
タッキー“何食べたい?何でも良いなら焼肉でも良い?”っていうわけよ。
俺も2000円くらいしか持ってなかったけど“ええよー”とか見栄張ってさ。
そしたら、あの有名な焼肉屋に連れて行かれたわけですよ!
しかも、エレベーターのって、降りたら、歩くとこ足元ふかふかしとって、
個室なわけ!畳やし、なんやいろんな高そうなん置いてあって。
19ですよ!そんな19歳どこにおんねん!
俺なんか、高槻の食べ放題行ってたのに、いきなりランク上がりすぎやろ!思て。
俺、2000円しかもってへんのになぁって思いながらもねー。
タッキーおごってくれるんちゃうかって思いながらもね、食べてて。
そしたら、一通り、カルビやらなんやら食べたんちゃうかな。
でも、タッキーが“ヒナ、まだ食べれる?”言うから、
“食べ…れるよ”って言うたら追加とかしおって!
俺、そんな持ってないのに(笑)
で、食べて、お会計ってなったときにタッキーが“チェックお願いします”って言うてな。
あー、東京ではチェック言うねんやーとか思って。
でも、やっぱ払わんわけには、いかんからさ!
2000円しかないけど、俺も払うわっていうたわけ。
やけど、タッキー“いいよ、いいよ。今日は俺が払うから。
今度はヒナがおごってよ”って言うん。
カッコいいでしょ?
その後もさ、タクシー乗るとこまで一緒に来てくれて、乗せてくれてん。
もう、俺、タクシー乗ってて“タッキー!!!”って思わず思ったもん。
きっとね、タッキーのこと嫌いやっていうの、知ってたと思うんですよ。
あの頃、いろんなとこでいうてましたから。スタッフさんとかにも。
いま思ったら、あかんですけど。
だから、直接言わなくても、耳に入ってたと思うんです。
でも、タッキーは俺のことも気にしてくれて、誘ってくれたわけですよ。
それって、すごいなぁって思いますね。
僕自身は、やっぱり、いまこうして舞台をやらせてもらったり、
こう、グループとしても頑張らせてもらってるんですけれども。
嵐とかみたいに、クルーザーとかに乗ってデビュー!とかやなかったけど、
ほんまに、いまがあってうれしいと思ってますし、
さっきもいましたけど、あのメンバーでやれてることがすごくうれしいです。
今回、3回目で、毎回次があるんかないんかわからないなか、やっていますが、
みなさんの声があれば、みなさんがちょっとでも笑顔になってくれれば、
僕はやりたいな、と思います。
今日はほんとうにありがとうございました。
気を付けて、帰ってな。
あ、タッキーに次会うたとき、俺、おごりましたからね!
喫茶店いって、1400円くらいだして“これでチャラやで!”って(笑)」
そして、しっかりしっかり会場を見渡して、手を振ってお辞儀をしてくれました。
そのあとも鳴りやまない拍手のなか出てきてくれて「ありがとう」と何度も言ってくれました。

 

 

信五くん。

今回も、ほんとに楽しい楽しい時間を一緒に過ごせました。
ありがとう。
そして、やっぱり、この舞台をみて思ったのは、
信五くんは、とっても思いやりのある人だな、ってこと。
いままでだってそうだったけど、信五くんのやりたいことや伝えたいこと、
それから、信五くんがみんなから望まれてること。
その両方をないがしろにすることは、信五くんには、ぜったいになくって。
それって、すごくバランス取りづらいと思うのね。
でも、信五くんは絶対にどちらかをなしにすることは、しない。
ほんとに、なんていうのかな。
ほら、たつがコンでウィンクキラー負けたときに言ってたじゃない?
信五くんは、我慢したりしてくれることも多いと思うって。
そういうことって、特に今回みたいな舞台だと信五くんがすべて、なんだから、
いいんだよ、なんて、思っちゃう。
でも、信五くんからしたら、違うんだよね。きっと。
あたしがちょっとでも気付くくらいだから、
自分自身のなかで、きっとたくさん葛藤もしてくれたんだと思います。
それは、テーマについてもそうだし、ちょっとした場面場面での繋がりもそうだし。
あんなに芸の細かいことするの、信五くんくらいだよ!(笑)
でも、そういう信五くんが好きだし、素敵だし、すごいなって思うし。
信五くんが、いろんな場面でがんばってくれてること、ちゃんと見てるよ。知ってるよ。
無理してるようにみせないから、とっても不安になるの。
ヒナ子さんの言葉で辛い?って問いに“楽しいで!”ってお仕事のことを言ったこと、
縄文人で“頑張るのは当たり前”って言ったこと。
そのとき、思わずやっぱり、信五くんは、あたしが思っている感じている以上に、
ほんとに頑張ってくれてるんだって、思いました。
だけどね、やっぱり、信五くんが笑ってくれなきゃ意味がないから。
これだ!って思って、やっても、信五くんの思っている通りばかりではないと思うの。
でもね、それでいいんじゃないのかなぁ。
きちんと自分や相手のことを考えてさえいれば。
例えそれがうまく伝わらなかったとしても、それだけのこと、だよ。
それだけって、思えないかもしれないけど、それだけ、だよ。
だって、お互いにわかろうって気持ちがあるんだから、
なにも心配することなんてないんだよ。
そう思いませんか?
ね、信五くん。
あたし、この日、信五くんと一緒にいて、ずっと微笑ってたよ。
もちろん、ホロっとくるところもあったけど、ずっと微笑っての。
それって、信五くんがいるから、だよ。
信五くんと過ごせたこの時間は、あたしにとって宝物になりました。
信五くんは、どう感じているかな。
すこしでも、信五くんが気持ちを出せる場所や時間だったらうれしいです。
あと東京、怪我や病気には気をつけて頑張ってね。
信五くんの頑張りがたくさんの笑顔につながるように、応援してるよ。
ありがとう。