好きになれないからね。

卒業できないじゃにふぁん、緋夏のジャニーズコンサート舞台の感想覚書。 いろんなレポがごろんごろん。お品書きを参考にどうぞ。

愛って♪ 丸山隆平主演『BOB』 2012.05.16  東京グローブ座感想覚書

ちょっと、東京まで、行ってきました。
舞台『BOB』を観に、東京グローブ座、まで。
隆ちゃんの、舞台です。 


佑斗くんは、観に行けるのかな?
行けたら、いいなぁ、見てほしいなぁ、と思います。
なんでかっていうと、
きっと、いつか、彼もこういう場に立つ人だから。
こういうものもあるんだ、そういうことを知ってほしいから。
お芝居がどうとか、演技がどうとか、そういうことじゃなくて。
何かを得られたら、それは大きなことではあるけれど。
でも、それ以上に。
素直に笑ったり、泣いたりできる、そんな空間が、
こういうお芝居という、舞台という場にも、あるということを、
お芝居をする側の佑斗くんに感じてほしなぁ、と思いました。
この佑斗くんについてはこの辺で。
詳しく感想はmixiにだけ、こっそり載せておきます。


最近は、佑斗くん、佑斗くんって。
そうやって言うことが、めっぽう多くて、
いろんな意味で、たくさんの想いを抱えながら、行ってきました。

思ったのは、やっぱり、隆平くんには、勝てないなぁ、ということ。
お顔見た瞬間、泣けてきてちゃったんですもの。
完璧に、あたしの負け、でした。
自分が思ってた以上に、あたしは、彼に、逢いたかった、みたいです。


と、まぁ、あたしの想いはこれくらいにして。
感想や覚書なんかを。


ストーリー
舞台は、いつからかお互いを思いやることを忘れてしまった男女と
その仲をなんとかしたいと思う、友人の物語。
現実世界と虚構の世界の、物語。
一方から見れば、一方が虚構で。
もう一方から見れば、もう一方が虚構で。
そんな世界のお話でした。
ある意味、シュールと言えば、シュール。
でも、どちらに出てくる登場人物も、
すごく、なんていうか、普通、なんです。
誰にでも起こり得るような、ちょっとした行き違いから生じる溝。
僅かな溝なのに、いつものように埋められなくて、
そこからは、ただただ広がるばかりの気持ち。
お互いを思いやる気持ちは、持ってるのにうまくいかない。
そして、お互いが、自分じゃなくて、
相手ばかりが変わってしまったと思っている。
そんななんていうか、単純なんだけど、
単純がゆえに複雑な想いが交差する物語でした。
そして、どちらの世界にも、ひとつの転機となることが起こって、
それが何かを引き戻す、そのまま先へ進めてしまう、
結論は多々ある、そんな感じ。
でもね、堅苦しくもなく、かといって砕けすぎでもなく。
とてもリズミカルでテンポのいい、作品でした。
メリハリがあったの。
笑うときは、思いっきり、笑う。
泣くときは、思いっきり、泣く。
みたいな。
まー、うまくは言えないので、演劇雑誌等で確認、お願いします。
でも、やっぱり、片桐ワールド、だったわ。


隆平くんに関しては、
ほんとに、すごく、恵まれている人だなぁ、と。
彼本来の持つ、性格的なことや才能、
それはもちろん、なんだけど、
彼は、周りの人に恵まれているなぁ、って。
ほんとに今回、実感しました。
いい環境のなかに、彼はいる。
その事実がとてもうれしかったです。
そして、今回は、ほんとに隆ちゃんらしかった。
彼の持つ、相反する対称的でいて、多面的な部分、
優しすぎるくらい優しかったり、
苦しくなるほどに頑張り屋さんだったり、
なのに、妙に意地っぱりだったり、プライドが高かったり。
いろんなことをかじるのに、
本格的にするにはすごく時間がかかったり、
思いやりはこれでもかってほどあるのに、
どこか自分のラインを保つ冷静さもあったり。
まだまだ挙げればキリがない、けれど。
特に今回はこの対称、相反するというのがすごく出てて。
一瞬の暗転で、キャラが変わるの(一人二役だから)。
それがとってもすごく、切り替えがうまくて、
小道具もなにもない切り替えなんだけど、
すっと隆ちゃんは気持ちを切り替えて、そこに入ってました。
それって、またひとつ彼を魅せてもらったような、そんな気がします。
うん。
うまく言えないけど。
くるくる回る表情に、それを感じました。
ほんとに隆平くんらしい、舞台、でした。
まー、最後の最後のカーテンコールまで隆ちゃんらしかったけどね。
カーテンコールのとき、3回とも噛み倒して、
片桐さんに「アウト!」って言われてたり。
言われてるのに「ギリギリアウト!」って言い返して、
「2回も噛んだらギリギリじゃない!」って言われて、
「そうですよねー、アウト!!!」って言ってたり。
終わった瞬間にはすごく窺い知るように、客席の反応見てたり。
いつもの隆ちゃんらしく「ありがとう」という感謝の言葉をくれたり。
噛みまくっちゃって「キャラ作らないとここでしゃべれない!」って言ってたり。
なんていうのかな。
ギルバート・グレイプ』のときは、息を飲みながら見護る感じ。
今回は、一緒になっていろんな気持ちを持つ、そんな感じでした。
台詞で、隆ちゃん演じる春彦くんのいいところを、列挙するシーンがあるんです。
そのとき、悪いとこも、言うのね。
でも、その悪いとこも知ってるけど、
それ以上にいいところをいっぱい知ってるって言うシーンがあるの。
このとき、ハッと気付かされました。
このシーンのときにね、思ったの。
あたし、いっぱい、隆平くんの素敵なとこ、知ってるって。
ここには書ききれないくらい、言いきれないくらい、知ってるって。
そう思ったとき、見ていなかった、見ようとしていなかったのは、
あたしの方だったんだって痛感しました。
いっぱい隆ちゃんのいいところ、知ってるのに、
そこを見ないで、マイナスのことばかり、考えてた。
気持ちを押しつけちゃってた。
それで勝手に結論を出しちゃってた。
でも、それは間違ってたって思ったから。
気付けて、ほんとによかっと思います。


今回、思ったこと、わかったのは、
隆平くんがだいすき、ってこと。
逢いたいし、逢いに行きたいし、これからもずっと応援したい。
実はね、すごく逢いに行くの、怖かったんだけど、
逢っちゃったら、すごく、すっきり、したの。
感覚的な感じだから、うまく言えないけど、
隆ちゃんとは、これからもずっとずっと一緒に穏やかに微笑っていたいの。
佑斗くんとは、一緒に頑張って、笑顔になりたいの。
そんな感じです。
だから、欲張って、いこうと思います。
隆ちゃんにも、佑斗くんにも、あたしは真剣、ですから。


最後にあんま関係ないけど、ツボっちゃった台詞。
喧嘩のシーンで、「あなたはパ・リーグ!どっちかって言ったら、
セ・リーグよりもパ・リーグみたいな顔してる」って言われてて。
これ、会場もほんとに笑ってて、うまく言い得てるなーって。
もちろん、パ・リーグな隆平くんが、大好きですよ。
あと、久しぶりにみた尺八吹く真似とか、
自転車少年記』以来のたばこを持ってる手、とか。
いろいろ、感慨深かった、なぁ。


こんなかんじで。
隆ちゃん、最後までしっかりやり遂げてね!
准くんの言葉を借りれば、
隆ちゃんのこと、応援してる。
でも、心配はしてないよ、ってことです。
信じてます。


今日の愛チューンズ
この星が輝く理由/関ジャニ∞
きょうはこのちょっと懐かしい、この曲を。
ふと聴こえてきて、すごく懐かしくて、
でも、なんだか、当たり前、だったの。