好きになれないからね。

卒業できないじゃにふぁん、緋夏のジャニーズコンサート舞台の感想覚書。 いろんなレポがごろんごろん。お品書きを参考にどうぞ。

きっとうまくいく 少しずつだって 輝くような気がしてるから♪ 森田剛主演『夜中に犬に起こった奇妙な事件』 2013.4.26 2部 シアターBRAVA!感想覚書

森田さんにごーしてきましたー。
舞台『夜中に犬に起こった奇妙な事件』
今回は大阪のみ!
最近2回観てたから贅沢になっちゃってたのかな。
でも、観れるときは行きたいなー。

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ここからは感想というか覚書というか。
いつもどおりののらりくらりでお送りします。

こんかいのグッズ!は…
あっと驚くところもありつつ。
だって、森田さん、パンフはわかるけど、
レターセットなんだもん。
かわいいけど!
便箋のほうにもごうつんほしいけど!
というか、
グッズ・レターセットに耐えられる森田剛(35)
これってどういうこと(笑)
ということで。
森田さんはパンフちゃんと
レターセットちゃんお婿入れ♪


全体については、他力本願で、
いつも通りの詳しいことは、
演劇雑誌で確認してください、ですが、
ちょこちょこっと。いちおう。
マーク・ハッドンの
『夜中に犬に起こった奇妙な事件』を
日本版に置き換えたもの、ということで。
主人公の男の子が幸人くんという
日本人の男の子になっていました。
あとの大まかな設定は、同じなのかな。
剛演じるアスペルガー症候群の幸人くんが、
近所の家で飼われている犬が
誰かに殺されてしまった場面から物語は始まります。
この舞台、両脇に椅子と机が置かれていて、
ステージ後方に黒板があって、
下には生徒が書いたような自画像?が11枚。
11枚って言うのは、
たぶん出演者の数に合わせてるんだと思う。
ここでの黒板はスクリーンにもなるし、
ほんとうに書けるもの。
(森田さん、
黒板に文字書いて消すシーンがあるのだけれど、
すっごくかわゆす。
演出かもしれないけど、
書ききれなくてすみっこが2行になるのとかもかわいい。
それにしても、あの黒板消し、おっきくない?)
お話は、犬を殺した犯人を捜すミステリー、ではなくて。
もちろん、犬を殺した犯人が誰か、ということは、
お話の中に出てくるし、
ひとつの軸ではあるのだろうけれど、
それは本当にひとつの出来事、であって、
幸人くんを取り巻く人々、
そして、
幸人君自身の成長の物語、なのではないでしょうか。
真実を知ることは、いつでも正しいわけではない
(このストーリーでは
幸人くんの母親が死んだって聞かされていたのに、
本当は出て行ってしまっていたこと、
犬を殺した犯人が父親だったこと)し、
でも、そこから何かは確実に動いていく。
今回、幸人くんがお母さんに逢いに行く決心をする、
お父さんとは距離の取り方が
まったくわからなくなってしまったように。
そして、幸人くん自身の世界は、広くそして、狭く。
ここは、幸人くんの担任である
瑛子先生がキーになると思うのだけど。
瑛子先生に幸人くんが勧められて本を書くこと。
東京へ行くときに、
そっと彼の中でサポートをすること。
これは瑛子先生が彼が持つアスペルガーとは
どういうものなのかを理解したうえでのもので、
これに支えられて、
幸人くんは一歩を何度も踏み出します。
でも、最後に、瑛子先生は問うんです。
物理の試験を受けることをこだわる幸人くんに
「それは、あなたが本当にやりたいことなのか」と。
「私はあなたの家族ではない」という言葉も
そうだけど、
幸人くんを個人として見る、扱う、ことが
切に伝わってきた言葉でした。
希望がすごく、あるわけでは、ありません。
希望に見えた、その希望は、
すごくはかなくて、切なくて。
でも、ひとつの希望では、確かにあったと、思います。
こういう主人公だからこそ、できるテーマでもあり、
ただ、
そこには
やっぱり、気軽には考えられないものもあったり。
でも、こういう形で誰かの目に触れることは、
必要だとも、思いました。
あと、ピアノね。
ステージ正面向って右側にいらっしゃいました。
最後のカテコにもご出演。
ピアノの単音っていうのも、なだか良いですね。
幸人くんの繊細な感じにはぴったり。


ごうつんに関しては、
この人、どれだけの色を持っている人なんだろうと。
この前の『鉈切り丸』とは打って変わって、
声も瞳も表情も動作もなにもかも。
まずは、そこに立っている人の間藤空気が、
演じる役が違うから当たり前だけれども、
まったく違うのに、はっとさせられました。
舞台にに関して言えば、
場面場面でいくつかキーポイント、
ターニングポイントとなる場面があると思うのだけど、
特に印象深かったのは、
東京に行くとき、
途中まではお父さんは
否定の言葉ばかりを投げかけるんです。
でも、ふとしたときに、
その言葉が否定から肯定に変わる。
見守るような肯定に変わる、
ここはほんとに切なくてあったかくて、やさしい。
そして、ここで、
お父さんだけでなく幸人くんも変わる。
ふわっと、空気が変わっていく。
それがごうつんの持つ力なんじゃないのかな。
あと、毎度のことながら。
今回もごうつんの手の威力は発動!
でも、今回は手のひら。
ごうつんの手のひらから伝わる感情、表現がすごい。
声や瞳とはまた違って伝わってくるものがあるのです。
それから、ごうつんの最後の台詞も。
「僕はなんでもできるんだ!」に
たくさんの希望を感じました。
これは彼の役柄だからこそ、
また違って響かせることができる言葉。
先生と向き合って
笑うでもなく、泣くでもなく、なんとも言えない、
でも、清々しい表情のごうつん。
暗転していくとき、その過程ですっと俯きながら、
控えめに、口元が上がって、笑顔に。
このときの空気の移り変わり、
なんともすごくてなにも言えなかったです。
役柄に関しても、間だったり、音の取り方だったり。
ごうつんが自分で研究したのか、
それとも演出なのかはわからないけど、
でも、すごく、自然だった。
あと、演出といえば、
森田さんがお姫様だっこされたりする
シーンがあったり、
(このとき、つい、「じゅんちは?長野さんは?
健ちゃん以外なら誰でもいいからどだいー!」
って思ってしまったのは内緒。
※三宅さんは剛つんと同じ立場なので割愛。)
森田さんが「ひだり!みぎ!ひだり!みぎ!」
って行進したりするとこがあるのだけどね、
かわいすぎてかわいすぎて(*´▽`*)
今回の舞台、かなり動きがあって、
単純な場面展開なのにスピード感もすごくある。
動く場面も多いのね。
でも、それって、ごうつんだからできること、
ごうつんの演技の幅、でもあるのかも。
それから、舞台のお話とは関係ないのだけど、
森田さんがいちいち可愛すぎました。
ワンちゃん
(最後にほんとのワンちゃんでてきたときは
びっくりした)とセットもだけど、
丸まってる森田さん、
そのままキーホルダーにして持ち歩きたいくらい
可愛い。
お衣装もかわいっくってねー!
あの裾がお手手の甲にかかるのは森田さん、反則。
微笑ましいといえば、森田さんと木野さんのやりとり。
『ウィルヴィル~』のときに
ごうつんじゃない方のキャストに入ってて、
いつかは森田さんと!って思ってたから、うれしい。
ごうつん、毎回笑うんだけど、
すっとお顔戻して台詞言ってた。
こんなやりとり見てると、
楽しんでやってるのかな、ごうつんって、思う(*^^*)
共演といえばね、
高岡早紀さん(めたくた細くてキレイ!)みたとき、
「岡田さんがたいへんお世話に…」って
無意識に思った時点で、
私、V6ファンだって思ったり(*'▽'*)
いろんなとこでつながっていくんだよね。うん。
カーテンコールはね、
にこにこしてるというかはにかみさんで。
ごうつんでてきたら、会場から「ブラボー!」の声も。
こういうのって、やっぱり、嬉しいよね。
ごうつんにも届いてるかな。
このとき、袖から小走りででてくるごうつんの走り方、
ごうつん!って感じで、なんか、安心したり。
あと、これははずせません。
最後の最後にダンス!
台詞の一言が振りになってるとは思わなかった。
まさかこんな形で
剛つんが歌って踊ってくれるなんて思わなかった!
嬉しい!
やっぱり歌って踊る森田剛はカッコいい!
これ、物理のなんちゃらだから、私にはさっぱり。
森田さん、すごくやりきってたけど、
理解できてるのかな(笑)
このとき、みんなが森田さん囲んでわちゃわちゃ。
ごうつん、ぺたぺた触られたりしてて、
うひょうひょ笑いながら
マイク通さないで共演者の方たちになにか言ってた。
そのあと共演者さんも
笑顔で笑ってたから微笑ましすぎて(*'▽'*)
しかも、
森田さんセンターで共演者さんお二人と踊るとき、
共演者さんはミュージカル調に颯爽と踊るなか、
ザ・森田剛な踊りのごうつん。
でも、それがすごく映えるから。
それが、森田剛、なんだよねぇ。


ごうつん。
大千秋楽も終えていがかですか。
私、観たとき思ったの。
その日は、とにかくもう、
「森田さんのことだけ考えて過ごしたい。」
それくらい、ごうつん、素敵だった(*'▽'*)
あなたは、森田剛のファンであるということに、
誇りをくれます。
森田さんの舞台に行く度に思うの。
ごうつんは、いろいろな舞台をすることで、
ファンである私にも
いろいろな舞台の経験が増えてくる。
そして、ごうつんは観る側に自由をくれるから。
それがすごく頼もしいし、うれしいです。
こうやって、ごうつんのおかげで演劇に触れる機会が
これからもあって欲しいと、心から、切に願います。
次、どういう風に機会があるのかはわかりません。
でも、
また、
コンサートのステージに立つごうつんと同じように、
舞台に立つごうつんにも逢えたらうれしいです。
まずは、休養をしっかりと!
おつかれさま!ありがとう。
森田さんがだいすきです。


今日の愛チューンズ
線香花火/V6
きょうはこのきょくを。
森田さんのキャラメルボイスが響く、この曲を。